【想いをカタチにする宣言】

想いをカタチに、介護をカタチに

「形のないことがこんなに不安なことなのか」コロナの状態でさらに浮き彫りになりました。

形がないことが人間関係を生活を仕事を壊していく。

そもそもの問題は、日本の資本主義の気質、教育課程自体がその土台にあると考えられます。右にならえ「こうでないといけない」という世間の決めつけの檻の中であがいて生きてきた結果だと思っています。

介護の世界もそう。
形のない中でみんな必死にした結果、あきらめに入っている方も多く、その環境にマヒしてやりがいをなくしている方も多い。疲弊している。

私は18年間高齢者介護施設の看護師として働いています。
本当にいろんなことがあったけど、私は介護の素晴らしさも沢山見てきたし楽しいし、諦めていません。

やってきて、わかった事が介護にカタチを作ること。
それを気づかしてくれたのは、沢山のご利用者だったり、スタッフです。※今も進行形です。

これからは、自分の経験を人の役に立てたいと思っています。
執筆活動、動画やオンラインを始めます。

今回、お話しし巻き込んだのは、介護アドバイザーの知野良和さん。
知野さんから、やる気のない介護職員の視点でのアプローチと、スキルマトリクス、人の本質を見極めた行動心理の学びは、私に多大な衝撃を与えました。

介護、人それぞれの教育課程でこの職に就き、入職時も単語の意味をしっかり習っておらず、現場で使っている言葉を見よう見まねでやっている。まさにその通り。
それなのに私って、わかってると思って上から目線だったと反省。すみません。

介護の非常識なことが、自分の中に常識化され、習った先輩の言う通りにコピーが生まれる。我流の介護や看護がこの介護の世界には溢れていて、形がないので統一したケアができない。
その組織の力関係で物事が進んでいる。

また、病院の対象は【病気を治す】ですが、介護の対象は【個別の生活を支える】ので、また目に見えづらい。個別…。ひとそれぞれ。

そして、根本的なことは、
「仕事や人間関係の問題は、プライベートな問題が潜んでおり、それまで生きてきた過程で親や環境など承認されない劣等感(強がり)が影響している」と知野さん。
うん、心にずっしり。

多くの人は傷つきたくないので目をつぶる。自信がないので形がない中では、何かの形にこだわり執着しないと生きていけない。自己肯定感が低い…劣等感。じつは、私もその一人でしたし、今もその部分は残ってますが(^◇^;)

変わりたいだけど、
あがくときついので、目をつぶってしまいたい。従わないと生きていけない。悪く思われたら嫌。弾かれたらどうしよう。上手くいかなかったら自分を守るために人のせい世の中のせいにしてしまう。
あー。私こんなでした。

今のコロナ騒動と本当に一緒。不安定。何信じていいのって?自分軸が皆んな脅かされてぶれてくる。

皆同じなんですよね。
でも自分が変わった方が楽。

「過去と他人は変えられないけど未来と自分は変えられる」カナダの精神科医のエリック・バーンの有名な言葉ですが、私が時々唱えていて、セミナーでも伝えている言葉です。

いがみ合うのではなく、それぞれいいところがあり、可能性を持っている。
でも、経験したことがないことはイメージできないので、自分と向き合った後は、しっかり正しい知識をつけ、カタチを作り、再スタートする。そういうことをやります。

そのためには、言葉をわかりやすく、楽しくやることが大切。
また、いろんな人をいずれ巻き込んでいきたいです。

じつは、これをするのには、わたしも修行なんです。

言葉をカタチにするのが苦手だから、だから知野良和さんに頼る。
ITわかんないから、眞鍋孝輔さんに頼る。
私の頭が爆発するから、岡久美子さんに冷静になる手伝いをしてもらう。

出来るところはする!!
出来ないところは、できる人に頼む。
こんなんでいいのかなと。
楽しく共に学び合える場を作れればと思っています★

また、周りも巻き込んで行きますよ★
また、詳しく随時お知らせします(^∇^)

【カイゴのカタチをツクル】

飛び出せ本気の私!!

【MCパジャマミーティング】

介護を学ぶ動画発信やzoomミーティングはじめます!!

パートナーは知野良和さん★

コーディネーターは、

IT社長の眞鍋孝輔さん★

そして、われら二人のマネージャー岡久美子さん★

介護人材アドバイザーの

知野良和さんとの出会いは2年前、全国通所ケア研修大会の座長を福山市でさせていただいた時でした★

その時は、知野さんの講義を聞いた訳ではなく会話を楽しんだだけでしが、その後に知野さんと山下総司さんのセミナーが福岡であり目に鱗!!

ファンになりました。

色々な介護現場の悩みは人間関係や連携に関することが多く、形のない介護をするということは複雑で、疲弊する現実を生み出している。

ちのさんのセミナーで、

スキルマトリックスという手法を用い、介護職員等をタイプ別にわけて対象を知ることで、チーム(組織)をアプローチしていく方法を学びました。

また、介護医療用語を共通言語として理解して現場では使っていないことの気づきもいただきました。

https://peraichi.com/landing_pages/view/mxvyu

じつは私、介護をかたちにしたいなーとずっと何年も思ってきて、実践してきました。

施設看護師をずっと続け、そこで学んだことを発信していき、人の助けになれればと思ってきました。

人は一人では、ご利用者の生活を支えていけません。

チームを大切に、介護と看護、他職種を互いに形にしながらやりがいへとしていく。

このコロナ騒動で私は家にこもり、思考を巡らせておりました。

そして今、施設看護師18年間の集大成で、介護や高齢者看護を形にしていくことを執筆しはじめ、経験を武器に現場の悩める方たちに、いろんな形で届けたいと強く思うようになりました★

私を活かしてくれるのは、ちのさん。私もちのさんを活かす!!って感じで、思いをぶつけました。

そして、意気投合し、

とても信頼している地元のIT社長の同じ名前の眞鍋孝輔さんの会社へ突撃相談し、相乗効果で、動画発信やzoomミーティング(セミナー)をすることに決定!!

ターゲット:福祉施設の職員、経営者など

テーマの決め方

□仕組み、スキル、人間関係の中から具体的な課題を取り上げる

□ミーティングでの参加者からの要望も取り入れる

メインスピーカー:南の真鍋

ファシリテーター:知野吉和

マネージャー:永遠の受付嬢くみちゃん

コーディネーター:考輔さん

まず、YouTube発信から★

テーマ

【介護業界の今までとこれから】

しくみ✖️人間関係✖️スキル

真鍋&知野

…….。

私たちは皆さんとともに、学び合い、この介護業界を元気にしたいと思っています★

改革を起こす!!

【施設看護師 心をそろえる役割】

最近は老衰で食べられなくなってきてる方が多く考えさせられます。

亡くなってしまった後に、ご本人やご家族の後悔しないような心の準備、手立てをしっかりしたいと思う。

逝くものだけでなく、残されるものの気持ちも大切。

いつその時が訪れるかわからない

施設入所の入り口では、

施設長や生活相談員、ケアマネから、当施設ではお看取りをしていることをお伝えし、

最期をどうお考えになるのかを

ご家族にお聞きしています。

あわせて、DNARの話も行い心肺蘇生まではしないと言われることも多いのですが、その時でないとと入所の時は決まらないこともある。

デリケートな事なので仕方がありません。

そして、入所して

ご家族にその都度しっかり話をして、考えていただく支援をするのも看護師の大切な役割と思っています。

年一回の家族交流会では、必ず看護師として、最期を迎える時の事をお話しします。

高齢者に携わると、何度となくこの話をいろんなご家族にお話しすることになります。

高齢で、食事が食べられなくなってくる。飲み込みが危険になっていること。そのためにしている手立て。

老衰になっていっての身体の状態。食べられなくなってきている現状。

食事の形態、量、提供の仕方。好まれて食べられるもの。また歯科医に専門的に飲み込みを評価していただいての食事支援。

このまま自然にヨゼフで最後を全うするか?

鼻からチューブで栄養を入れるか?

胃に穴を開けて栄養を入れるか?

点滴をするか?

医療的手立てについては、それぞれに対してのリスクも施設で出来ること、出来ないことも含めしっかり踏まえて話をする。

よく言われるのが、

【点滴を…】

それが積極的な事を意味するのか?最期何もしないのは忍びないので、少しだけでもという意味を持つのか?

施設では、

心をそろえるための点滴一本。

栄養は十分とれない、ポカリスエットのようなものを点滴していくこと。

限界があるので、その中でのご家族の関わりの方が大切なこと。

点滴は、ご本人にとって針を差すことの苦痛があるか?血管が細く入らなくなるとそれまでとの話も。

積極的にという場合、病院での支援方法はしっかり医師から伝えていただく。

ご家族より、最期の場所はヨゼフがいい。でも、何もしないのもと言われることも多いです。

何もしないわけではないことを丁寧に説明。ケア重視ですね。

普通に起きれる時は起きて、

お風呂に入れる時はお風呂に。

お口もきれいに、

栄養状態は保持できないが、

食事も食べられる量を食べられるだけ、お好きなものを安全に。

会話も楽しみ、

その人らしさの追求。

ご家族が来られる時は状態をお伝えして、したいことの実現。

キーパーソンだけではないので、その都度親戚家族にもお話を。

そして、昔話を聞きながら、時には場所を変え椅子に座りしっかり聞く。

歴史を感じる。

看護師だけでなく、チームで。最期は医療は必要なくなる。

生活相談員やケアマネージャーとの連携が大切★介護スタッフもそれぞれの役割で一緒に。

100歳超えている方で、もうすぐまた、命が消えようとしている方がいます。

お嫁さんの命を見送る葛藤すごく伝わってきます。

お孫さんは、ばぁちゃんっ子だったと。「私が小さい頃よくお腹壊していたので、ばぁちゃんから、正露丸をオブラートに包み、飲みなさい効くからと口に無理やり入れられてたんですよー。」泣き笑いされながら話してくださいました。

そんな話をゆっくりお聞きするのも大切な役割だなと感じています。

逝った後に後悔しないように生きているうちにしっかり癒していく。

このような時間が取れる場合は、

幸せなこと。逝くご利用者もそれを見計らったように旅立たれることも多いんですよね。

すごいなーといつも思います。

さて、今日も医師からの家族説明があり、ご家族の気持ちを上手く伝えられるよう頑張ります。

【施設看護師における介護施設のコロナ感染予防対策】

新型コロナウイルス感染症、日々世界的に拡大していますね

今の現実を受け入れ、どう上手くいくかを考える方が先決★

今までの看護師生活、感染予防につとめても、MRSA、インフルエンザ、ノロウイルス、疥癬など感染症が蔓延して戦場のように対応した時を思い出すと、本当に恐ろしい。

感染症にかかった方の辛さや亡くなったりする人もいることの現状を自分ごととして捉えて欲しいなぁとつくづく思います。

その中で、国が悪い、なんでこんなことしないといけないの?とか言ってみても何も変わらない。

自分だけでなくみんな大変な時だからこそ、受け止めながら協力しあい前向きに進めていくかが大切。

福祉施設の看護師として

①感染症や国の動きを捉える

②各介護事業所の組織の体制方針を整える一員としての役割

③感染予防の看護師としての具体的な動き方

を踏まえることが大切だなぁと感じました。

看護師の視点でのとりあえずのまとめですが、あくまでも国や法人の方針に従い、看護師としての立場で各事業所や状況を踏まえて協働していくことが必要。(チームの一員)

国が打ち出しているものは素早く情報をキャッチし、法的なものも踏まえてしっかり決めていく。

①日々の厚生労働省のホームページや事業所への行政からの通知をチェック

ホームページには介護関係への通知がきます。また、地域や職員の子供さんに対しての関係する通知があります。そこの地域の行政のホームページ参照。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

② 、①に従って、各事業所内はどういう対策方針にするかトップと委員会で話し合う。

現状把握のための、感染対策予防委員会開催。

③各部署、具体的な対策を練る。

④委員会でまたまとめて、すり合わせる。決まったことは動く。

⑤職員やご利用者ご家族へや関係者への説明、協力依頼。

実際には現時点、

私がいる北九州で流行してはいない。職場で予防対策を素早く話し合い、チームで動いているうちに勉強になることも多々あった。

国の動き、トップの決断、各事業との連携、看護師としての役割。

事業所の事情も踏まえ、利用者に対してのサービスも個々に合わせて、臨機応変にどうしていくか?

各自どう動いて、誰がとりまとめるか、そしてわかりやすく具体的に見える化していくこと、職員や利用者ご家族に対しても説明が必要になる。

言えばキリがない。

でも、こういう事情がないと中々考える時間が生まれない現状。

見直さなきゃな(笑)

【気づきの第一歩 意識してみる】

施設看護師としての久々投稿★

日常のことで中々物事が解決しない。

いろんな大変!!ということに追われている。そんな相談をよく受けます。

起こっていることに対して、本当は何が問題か?を見つめて、解決しないといつまでも大変。

まず、

高齢者介護で、

はじめに【おかしいな、いつもとちがうな】に気づいて発信できるか!!

①見る観察

②気づく

③発信する

④プラスにつなげる

【気づく力を養う】

その一歩はどうやって踏み出すのか?

小さなことでも、ひとつのことを決めて、やってみること、大切だなと思います。

たとえば、

●毎日、意識して見る(観察する)ものを決める。

※一定の期間、毎日意識して観察する。習慣を作る。

例えば、

ご利用者の食べている姿を毎日意識して観察する。

皮膚の状態を意識して観察する。

認知症の方であれば、どんな行動をされるのか?その方の強みは?弱みは?意識して観察し書き留める。

などなど

これは本当に一部をあげましたが、

まだまだ深掘りできます

●食事の召し上がり方

メニュー、好き嫌い、手の動き口への運び方、いつまでもモゴモゴしていないか?口に食事が残ってないか?食事の量は?時間は?飲み込み方は?姿勢は?誰と食事する?周りの環境は?……..まだまだある

口へのお食事の運び方がおかしいな、あっ椅子への座り方がおかしいんだ。すべった座り方になって背中が丸まっている。お腹が圧迫して食べにくいよね。足がぶらぶらして床についていない。安定して食べられないよね。テーブルの高さがあっていない。アゴをあげて食べると飲み込む時に気管に入りやすくなって誤嚥するしあぶないよ。改善しよう。

生活の中のそういう視点をしっかり共有し、いい方向へつなげる。

生活の中で一番大切なのは介護で支えている方の観察、視点!!

日常のことは現場がよくわかってる。介護は専門職です

気づきをつなげるためには、

どうでしょう?

流れ作業でしていませんか?

余裕なくしていませんか?

まっいいかって過ごしてないですか?

知識、技術も大切ですが、

心が大切!!

毎日、どんな思いで仕事をしているか?何のために?しているか?

立ち止まってみる。

出来ない理由を言う人、諦めている人、感じなくなってる人多いですよね。

もったいないなー。

相手に受け入れられる自分を作る★

これもひとつの習慣。

①笑顔でいる

②ありがとうというなど、

毎日繰り返し、プラスのことをして習慣化、脳易に落とし込む!!

みなさんのあり方やり方次第で人は変わる★

一ミリでも一歩でも変わるためには、具体的に一つすることを決めてやること★

私もまた新しい事、

私もあらためてやってみます!!

【言葉の意味や伝え方 パート①】

私は、17年前、介護施設に勤めはじめた時、医療の言葉をわかりやすく説明することがよく出来ませんでした。

施設では医師がいない分、医師とコンタクトをとって、ご家族に説明をしないといけない。

また、介護職員には今まで使っていた言葉が通じず、看護師だから偉そうに上から話すと言われ。

くだいても、くだいても砕ききれず(笑)相手がわかってくれないと人のせいにしていた生意気な私も時々いました。

でも現実

わかっているつもりでわかってなかったのは私💦

全部物事を知ってるかと言えば知らなかったし、言葉の使い方以前に、意味が詳しくわからないと説明できない。

そして、相手や環境を知って伝えることの大切さも学んできました。

その都度調べ、学ぶ。

仕事をしていて【知ること】は当然のこと。

そして、その言葉を大切に相手に理解していただくことで、安心感を感じてもらえたり、信頼関係もそこで得ていくんだと感じました。

知ることは自信にも繋がります😊

しかし!!

そんなふうに偉そうに言ってもですよ、わかってなかった自分に一年前ちのよしかずさんに出会いまた、気づいてしまったのです。

愚かな私。

介護現場での単語(言葉)の意味をしっかり理解しているかどうか?

久々頭をガツンと殴った方の登場!!

※渡辺哲弘さんが、一番初めに私の頭を殴りました(笑)

介護職の方も、

単語ひとつひとつをわかって使っているかといえば、出来ていない。

見よう見まねで業務を行っている現実。また、間違った呼び方もしている。

健側(けんそく)をけんがわと呼んでいたり、

入れ歯のことを、義歯(ぎし)というのですが、ぎばと読んだ方もいた。

また、急にADLは何?説明しなさいと言われて答えられますか?

日常生活動作

食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。

では、整容ってどんなこと?

移動ってどんなことを示すの?くだけは砕くほど奥深い!!

そして、なにより、

介護する側、

人それぞれの捉え方をされて、

介護を受ける側って、

どれだけのことよ?って思いません?

そこで、

一緒に学んだ松本翔太くんは、ちのさんの勉強から衝撃をうけ、

まず言葉を知ることからはじめたいと思い勉強会をはじめました。

わかりやすい言葉を使う。

単語ひとつに対し、読み方、意味、伝え方を学び、集まった方の事例もプラスにされていくとドンドン楽しくなっていきます😊

また、いろんな事業所間や業種間で学びも出たり、繋がりもできたりと楽しくなります。

何よりも楽しく会話できることが、仕事終わりに参加しても、次の日にまた頑張ろーってなるものです。

みなさんも是非参加されませんか?

北九州市内の事業所を巡りながら、二週間に一回集まっています(今のところは、第二、第四火曜日19時)

病みつきになりますよ😊

追伸

まだ、周りの方で認知症のことを認知と呼ぶことが多い現実に頭悩ませます。認知がすごいというと?

さて、どういう意味でしょう?

【何ともいえない寂しさ】

自分らしく力強く生きた養護老人ホームの利用者様がが亡くなられました。永眠98歳。

この一年、入院したり、膀胱がんがわかり痛みとの戦いがあったり色々ありました。

Aさんは、カリフォルニア生まれ。フィリピンのヘルパーさんとの英語の会話が楽しみでした。

メルヘンチックな絵を描かれたり、電子辞書で学んだり😊

ヨゼフに来て、牧師さんとの出会いで再びキリスト教信者になられ、洗礼をうけ、とても温和に過ごされました。

娘さんたちは、明るい三姉妹。

家族会で最期のお看取りについて話し合われる大切さをお伝えしたら、すぐ家族会議を開き、最期は自然にヨゼフでとご本人とお話しし、伝えに医務室に来てくださいました。

一時期から血尿が出て、膀胱がんと判明。

入院中、病院に会いに行くと、死んでもヨゼフでお別れ会をしてくださいと手を握り私にしっかり言われ💦

死んで帰るのではなく、生きて帰りましょうと話したのを昨日のことのように思い出します。

娘さんたちは、入院時もパニックになっては施設にこられお話をし。

そんな中、あれだけ痛みがあったのに、症状が治り無事来園。

それからも、スッとカロナールだけで治るという奇跡。

その後も肺炎になったり治ったりしながら、日々弱っていく姿を見て、

担当者会議では昔から馴染みのケアマネージャーが、ご本人らしさを尊重した支援をしましょうと話を進め、それぞれの立場での意見、入浴は訪問入浴を入れることにし、毎回楽しみにされていました。

最近は、呼吸状態が不安定な中、

ベッドの上でコーヒーやチョコレートのみならず、時にはせんべいを食べるという💦

タンがゴロゴロいっても吸引はしませんと一点張り。

酸素も下がってきていたので、時に酸素マスクをしたり外したり。

どうしましょうか?とスタッフ。

ご本人の好きなように支援しましょう。医師もそれがいいと。

ご家族にも話しすると、もし煎餅で窒息してもなくなっても仕方ありませんとの返事。

亡くなる数日前は、ヤシの実のおやつが食べたいと娘さんに言ったそうで、さすが娘さん「ココナツサブレ」じゃなかろうかと買って差し入れ、当たり❣️

死ぬ間際まで、起きたい時は起き、他のご利用者とお食事。

ヘルパーが来ているルポックの服をみて、それいいねと買いたいとピンクの服をお気に入りでした。

何度も何度も生還、ドラマがありました。

昨日娘さんの一人が遠くにいるので帰ってこられ、三人娘がそろい、「お父さん静かに眠って朝亡くなってたというのが理想よね」と本人もウンとうなずき、話して帰った後、本当に早朝になくなりました。

亡くなったら皆んなでお別れ会をしてほしいと頼まれていましたので、沢山の利用者様とご家族とスタッフでお見送りをしました。

葬儀場ではなく、施設でのお見送り。

ご利用者がお御堂がいっぱいになるほど、沢山あつまり、一人一人思い出を語り声をかける姿を見て感動😢

この場所はひとつの社会。

お互い様がある。

先に行っててね、私もいくからね。

いつもありがとう。

そんな言葉が行き交ってました。

新人の19歳の支援員が泣きながらお別れをいい😢

数日前、私が訪室していると来て、手を握り、もう命は短いんですか?と小声で問われ、私がうなずくと、手を握り涙を浮かべしばらく離れずにいた姿が目に焼き付いています。

彼女はとても優しく、素直なスタッフです。

私も全部が終わり医務室に戻り、

看護師たちとボォーっとしてしまい。

【なんとも言えない寂しさ】を感じました。

介護や医療に携わると、

Aさん自身との別れだけでなく、そのご家族との別れも辛いものです。

その人らしさを支える大切なお仕事。そんなところに居れることは、とても幸せだなぁと思いますが、寂しさでどうしようもなくなる時があります。

ご冥福をお祈りいたします。

あの世で、見守っていてね😊

【最後の自己選択とは?】

人は生きていく過程で、環境に左右されて生きてきている。

人は皆いつか死ぬ。

死ぬって言葉は考えたくもないしタブーとされている世の中。

でも、こんなはずじゃなかったと大切な方を見送った後に後悔してしまう。

そう後悔する人生で最後を締めくくってもらいたくはないし、残されるものの気持ち大切にしたい。

私自身、医療介護現場で働いてきて、ずっと自分の中での葛藤もあった。

命の問題になった時、本当は、今ある環境下でも5つある選択肢があるとしても、2つのやり方しか利用者に提示されなかったりする場合がある。

何が自己決定、自己選択なんだろう?

ある血尿で苦しんでいる利用者がいた。泌尿器クリニックに通院し、尿路感染と抗生剤が出された。また、コアグラ(血の塊)が出るのに、バルンチューブ(尿の管)を入れ施設に帰ってくる。

私たち看護師は管の中で血塊が詰まるんではないかと恐れていたら、土曜日の夕方案の定つまり腹痛を訴えた。バルンを救急処置として抜去。

結局、何度通院しても、血尿は止まらず、大きな他の病院で検査したらどうかと思うも、クリニックの医師が自分のプライドがあり、解決できないのに囲い込みをする。

自分を守るプライドなんかいらない。医師として患者を守るプライドが欲しいと思った。

しつこく これは何か膀胱内にあるかもしれないのでと、何度も丁寧に医師に上申。

医師と話をし、そんな中ご家族も、ご本人が入院するのが嫌であり、検査も苦痛であるだろうから大きな病院にはかからなくていいと言われる。

しっかり物事知ってから決めるのも遅くないと思い、

施設長相談員に入ってもらい、看護師としていろんな選択肢を説明。

検査に行ったらどうなのか?原因を知るということは?手立てができるかもしれないし、出来ないかもしれない。検査の内容について考えられること。やるということに意味があるのか?

逆に血尿で痛みを伴っているのに検査をしないなら今後どうなのか。施設で過ごすとは?病院で過ごすとは?緩和ケアについて。

本人の今の言動と思い、家族の思い、これからどうありたいのか?を話し合い医師に相談。

医師だけの責任ではなく、私たちも生活の中で支えている看護師だからこそ、医師に生活面や医療面、精神的なことをしっかり伝え相談する役割がある。自分たちからいうのがいい場合と、伝えられる場合はご本人、家族からきちんと伝えてもらうほうが一番なので、一緒にチームで整理する。

結局、大学病院に受診。

検査をして膀胱がんが発覚。

覚悟は決まった。治療の方向性も。

ご家族も知らないで、いろいろ決めつけていて検査してよかったですと言われ涙。

その後、嘱託医の病院に一旦入院。血尿に対する治療と痛みのコントロールと。そんな中本人はぜったい施設に帰りたいと頑張った。

そして今、

あれだけ痛みがあり苦しんでいた方が、施設に帰ってきたら、カロナール服用のみで痛みが和らげて生活をしている。

自分のペースで思い通りに生きるということが痛みを和らげる。

しかし今度は肺炎併発💦

好きなおやつを食べていたり思いのままであったが、その後また途中肺炎になって危機に。

あちゃーと思った。

先生が入院治療をすすめるのがわかっており、本人に意向確認をする。

私に、「もう歳だから。ここで死にたい。覚悟しています」とご本人。

自分の言葉で先生に言えますか?はいと。

往診時にはっきり「ここがいいです」と必死に話される。

先生も本人の言葉なので、わかりましたと。

施設で抗生剤の治療開始。

寝てばかりいると感覚が病院と一緒になり、場所がわからなくなるので、食事時は短時間起こそうとナース判断する。

結局肺炎は良くなり、無気肺をおこしているのかspo2が下がるので酸素をして生活をしている。

ケアマネとヘルパーと施設スタッフ、相談員、施設長、看護師含め会議をする。

その人らしさを支えるためにどうしたら良いのか?

ひとつひとつ何か生きていく時にはトラブルがあり、その都度選択しないといけないことが沢山ある。

その導き方ひとつで、その方の最期が決まる。

私たち医療介護従事者は、その重みを感じじっくり向き合い、話し合う必要がある。

命にまつわることは急にきたりする。家族も何を言ってるの?と混乱し理解できない場合もある。

そんな時に心強く支えられる看護師の存在でこれからもありたい。

【大変な時こそチームで集中】

お看取りや認知症のご利用者が増えている介護現場。

スタッフも頭の中がそれぞれ、大変で埋め尽くされてしまうと考えが定まらず、疲弊してしまう。

そういう時こそ、しっかり見つめることが大切。

ご利用者の動き、私たちスタッフの動きの見える化。環境の見直し。

入所して環境が変わって不安で、立ったり歩いたりされる認知症のご利用者。

ここはどこだろう?あなたは誰?すごく不安な様子がわかる。

過去を知る、そして、

いつもよりしっかり24時間観察、記録をし分析する。(期間を決め集中)

どういう時に不安な行動をされるのか?

どんな表情や行動をされるのか?

逆に、どんな時に表情がよくなるのか?落ち着かれるのか?笑顔は?

会話の一つ一つを聞き取る。

その意味をひもを解く。排泄は?食事は?体調は?

しっかり多職種チームで助け合う。強みと弱みの視点も大切。

●人的環境を整える。

人との馴染みを💕スタッフだけでなく他の利用者との相性を探りながら、席を隣にしてみたり。

ご家族の協力、ここに馴染むために顔を見るのはじっと我慢。様子を伝える。

●馴染みの場所は物をどうする?

ここに座ると人の動きが見えすぎて、更に不安になるのでは?

椅子は普通のが良いのか?

ソファで寄り添うようにくつろいでいただくのは?外が見える方が良い?安心できるものは?

ぬいぐるみ?毛布?馴染みのものは?など。

夜間不眠時、

スタッフもトントンと横に付き添い過ごす。時間がないのではなく覚悟を決め、集中して横につきそう。

他のご利用者との影響は?

何時間睡眠がとれた?

1日の生活リズムは?

根気よく、スタッフはよく頑張ってくれてます😊

利用者が不安であるとともにスタッフも感情が引き込まれないように、責任者は声かけ、毎日の短時間のミーティングのすり合わせ。

毎回、新しいご利用者もスタッフが根気よく声かけあい付き添うので、いずれ落ち着いてきます。

行動を否定をせず、受け入れてうちのスタッフは優しいなといつも思います。本当に感謝😊

とりあえず言いたいのは、

混乱したり大変な時は、

集中して見つめて、分析して明確にしていくこと。(見える化)

スタッフ同じ動きにしていき、混乱をなくしていく。

安心したら、きっと笑顔になるから😊

でも、これって、認知症の方だけに当てはまらないよね★

【私にとって重要なこととは?】

私の人生のテーマは、

【子どもも大人も学生も障害者も高齢者も外国人も共生できる地域社会へ】

①人に尽くすという理念のもと高齢者施設での現場で看護師をしながらご利用者のために多職種でチームケアを行う。それを外に発信。魅力ある介護現場へ。

(日常生活、軸はここにあり)

②命を見届ける心ある自然な看取りの実践。逝くもの残されるものも後悔しないようにその人らしく生きる支援をしたい★

(現場での実践。人生会議へ地域の方との取り組み開始!!)

③生活の中での看護、今までの施設看護師としての経験知識を活かし、やりがいある看護を伝える。

施設看護師を認めてもらえる職業へ。

(全国高齢者施設看護師会、学校その他講師業)

④介護という仕事の生きがいを伝えたい😁

二次障害予防、排泄、姿勢ケア、口腔ケア、認知症ケア等をトータル的に意味づけ(根拠)。やりがいある介護を味わってもらいたい。

(現場実践、介護職員育て、地域への発信)

⑤チームPLS

福祉医療の情報発信基地寺小屋

地域連携、医療介護の連携、コミュニティへの参加協力。過ごしやすい北九州世の中へ 地域貢献の実施。知野さんとのパジャマ倶楽部で介護に形を✨

(医療と介護の見える化の実現、 落水くんとその仲間との関連活動)

⑦子どもたちの未来が明るいものになるように、北九州キャリア教育研究会や児童養護施設や里親などの社会的養護を必要とする子どもと関わり続けたい。

(北九州キャリア教育夢授業等~)

⑧今からのITやA Iテクノロジーと介護を結びつける。そして人対ひとの心あるケアへの充実へ。

(介護I T普及活動)

⑨地域での次に担う次世代をバックアップし、盛り立てていく。応援したいと本気で思えた人に対して尽くす!!自分の子どもに対しても同じく(笑)

欲張りですが、実現します!!

宣言!!