歯科医から教わる利用者の障害特性を知った上での食事のアプローチ方法について

かたいテーマですが、うちの特別養護老人ホームでの話しです★

毎月ご利用者が食事を食べていただいているところを歯科医師、栄養士、生活相談員、ケアマネ、介護職員、看護師でチームで観察し評価、そして日々の提供の仕方を確認しています。

(ミールラウンド)

その方のもっている機能や障害を把握した上で、座る姿勢の評価、覚醒状態、食事形態、食事の一口量、介助のタイミング等々。

また、身体を触っての筋肉の緊張具合。ご利用者をみての濱口先生の視点の凄さっ。YouTube↓

時々、さすがって嬉しくなる反面、その視点に気がつかなかった自分に対して、悔しいー!!っと感じることがある(笑)

飲み込みの機能が落ちているご利用者で、やはり頭がどうしても後屈しあごが前に出てしまう方は、前の気管に入り誤嚥のリスクが高くなるため注意!!

車椅子のベッドレストの調整やクッションの利用。

あるご利用者は、食事形態がペーストだと飲み込むタイミングではなく、聴診しだらだらと飲み込んでいるらしく、想像するとこわい!!いけないっ!!

その後、食事形態少しアップしてみたら、モグモグを始めている。少し形があると咀嚼をし始め、飲み込み具合も悪くない。

何でも食事形態を下げれば安全というわけではないのだ。ここはポイント★

舌が突出してしまう方に対しては、舌奥にスプーンで押さえ気味に食事を提供するとスムーズに。

介護スタッフの提供の仕方がプロ級で上手い!!とさすがホメ上手な先生。喜ぶスタッフ(笑)

やはり、一番多いのは、認知症の方の先行期の問題の障害が多い。

食べ物の認識の仕方の特徴が違うので、ひとそれぞれのアプローチ方法。美味しいものだと食べ方が違ったり、覚醒状態をみたり、食事形態、ハイッていうタイミングで開口したり。

最近は、機能的にどうやっても誤嚥をしている方や、工夫しても栄養が摂れなくなっている方は、ミールラウンドの評価を踏まえて、ご家族に電話をし状況説明をすることが増えている。それは私のお仕事。

その時は、かかりつけ医師に血液検査を依頼し、栄養状態をチェック。

リスク命の問題になるので、心の準備と方向性の確認が必要になります。

病院を望まないご家族も多く、

栄養をとって少しでも長く生きて欲しいと願うか?少しでもいい美味しい食事をと楽しみをとるか?

現場の介護スタッフとも話し合い、

一緒に悩むことも多い。

しかし、長年施設で看護師していて、歯科医師でここまで現場でトータル的に観れる先生は今までいなかった。また、スタッフのモチベーションをあげるのが上手い。

ついね、私は濱口先生にあーだこーだと相談や無理強いをしてしまうけど(最近は介護スタッフも)勝手にいいパートナーと思っています。

コロナが終結したら、施設看護師、訪問看護師、病院看護師をあつめて勉強会頼もう。利用しまくる。

戸畑あすか歯科YouTube検索してね学びになりますよ✨

【一歩を踏み出した後の景色が変わる】

どれだけ世の中に、あきらめて生きている人がいるんだろう?

生きてきた過程環境で決まってきて、その中で葛藤してみてダメなことに出会うとあきらめてしまう人が多い。

こんなことしたら人からどう思われるだろうか?失敗しないか?笑われないか?わからないとか言えないし、そう思っている人。

わたしも実際、不安な気持ち抱えて生きていた時があった。

正直、立ち止まったり、後ろ向きに歩いてみたり、また一歩進んだり、ある時は一気に進んでみたり。
わたし何してるんだろうと笑えてきたり。頭おかしいんじゃないかって思ったり。

ある時、「こんな自分じゃ嫌だっ!!」って、必死に走ってみたら、見える景色が変わってきた。

今もつまづく事多く、あーって一人で発狂することあるけど、
その原因は自分次第と今は思えるから、人のせいにするよりラク。

わたしの周りに、
「認めてほしい」
その気持ちが、
裏腹の行動をとって、
人を攻撃する人もいる。
または、そこから向かい合えなくて逃げる人もいる。
もっと強がって
後には引けなくなり、人から認めてほしいはずが、もっと非難されるようになる人。

本当は寂しいのに、認めてほしいのにね。

わかってるはず、どこの場所に行っても一緒。
自分と向き合うためには、信用できる人一人でもいいから、見ていて、わたし頑張るから宣言してみたらどうなのかな。

やってみたらいい。
上手く歩こうとしなくていいし。

きっと見える景色が変わってくるから。

【今の時期だからこその人生会議】

新型コロナウイルス感染症流行において、皆様においても大変な毎日を送ってらっしゃると思います。

私は、高齢者施設に勤めていますが、このような時に老衰や末期癌で人生の最終章を迎えた方が3名、またもうお一人ソロソロかなぁと思われる方がいます。

逝かれるタイミングもそうですが、残される家族の気持ちも様々。

いつもより面会時間に制限がある中でのお会いするタイミングについてなど非常に悩みます。

まず電話でお話しするときの言葉の選択、面会の設定、ビデオ通話での面会について、医師と会い説明するタイミング。

一瞬一瞬の私たち支援者の心配りをどこまでするかにかかってるなぁと思います。

施設看護師をしていて、もしもの時が近くなっている時は、医師よりも先に説明することがほとんどです。

90歳すぎても自然に加齢で訪れるお看取りでも、【延命はしたくない、だけど一日でも生きて欲しい、頭ではわかってるんです】その言葉を聞くことがとても多いです。

一番、利用者様が命を引き取るまでのタイムリミットとご家族の心の整理がつく時間のタイミング合うように支援をするのにとても神経を使います。

家族支援については、ケアマネや相談員と一緒に話し合いながら行います。

病気の説明をする時には、ご家族から昔はこういう母(父)だった。ご家族としてどういう思いで過ごしてきたか、先日はその背景にはお孫さんがいて、ばぁちゃんから可愛がってもらったとか、気が強いところはばぁちゃんからもらってると泣き笑いして語ってくれたり。

(あー私とかぶるとか思って共感したり)

そのような話を聞くことも大切にしています。語ることが癒しになるのですよね。

しかし、コロナに感染したらどうでしょう?そのような向き合う時間さえないかもしれない。

コロナで亡くなる方も、高齢で自然に命を全うされる方も、そして毎日を必死に生きている私たちも同じ命。

皆さんも一度考えてみて欲しいのです。

ご家族や知り合いがコロナに罹患し、急に症状が出て、医療機関に行き、会えずじまいで最後の命の選択を迫られる。

短期間で永遠の別れになることも。亡くなった後も葬儀も出来ずお骨になり会う。もし自分の家族なら、濃厚接触者で自分も隔離されてる可能性もあります。

その立場を考えると本当に心苦しいです。

PCR検査をするか否か、入院するか否か、人工呼吸器を装着するか否か、など様々な選択を迫られる。

そんな時、一般の方に人工呼吸器をどうするかと言われても、実感がわかないのはあたりまえです。

こんな時期なので、ご家族とも接しないように距離を置いていらっしゃる方もいるかと思いますが、今だからこそ、ご家族と価値観や人生感、自分がどういうことを大切にしているのかということを話し合う機会に。もしもの時どうするか?

いつも命に向き合ってるとそう思います。

結局は心の整理なのです。

どう関わり思い出を作っているか、行動したか?とにかく後悔してほしくない。

「もっと話しておけばよかった」という後悔や「突然起きてしまったからどうしたらいいかわからない」ということにならないように。

私も母(ばぁちゃん)と会わずに電話で話をし、その時母と一緒に暮らしている息子から電話がかかり、今感じてることや暮らしについて話をする。

話すことで何だろう、普通にこうやって話ができたり、生きていることが嬉しいなと思いました。

息子とは本当に反発し合い話さない時期が長かったので、なおさら(笑)

去年はじめた、北Q人生会議異業種プロジェクト会議。

https://www.facebook.com/groups/530456484178404/?ref=share

3月から延期になっていますが、こういうときこそ、身近な方と語り、いろんなお話聞かせていただけたらなぁと思います。

そして、また皆さんと無事だったことを喜び合える日がくればと。

こころ穏やかに、少しのことでも感謝して生きたいと思います。

【想いをカタチにする宣言】

想いをカタチに、介護をカタチに

「形のないことがこんなに不安なことなのか」コロナの状態でさらに浮き彫りになりました。

形がないことが人間関係を生活を仕事を壊していく。

そもそもの問題は、日本の資本主義の気質、教育課程自体がその土台にあると考えられます。右にならえ「こうでないといけない」という世間の決めつけの檻の中であがいて生きてきた結果だと思っています。

介護の世界もそう。
形のない中でみんな必死にした結果、あきらめに入っている方も多く、その環境にマヒしてやりがいをなくしている方も多い。疲弊している。

私は18年間高齢者介護施設の看護師として働いています。
本当にいろんなことがあったけど、私は介護の素晴らしさも沢山見てきたし楽しいし、諦めていません。

やってきて、わかった事が介護にカタチを作ること。
それを気づかしてくれたのは、沢山のご利用者だったり、スタッフです。※今も進行形です。

これからは、自分の経験を人の役に立てたいと思っています。
執筆活動、動画やオンラインを始めます。

今回、お話しし巻き込んだのは、介護アドバイザーの知野良和さん。
知野さんから、やる気のない介護職員の視点でのアプローチと、スキルマトリクス、人の本質を見極めた行動心理の学びは、私に多大な衝撃を与えました。

介護、人それぞれの教育課程でこの職に就き、入職時も単語の意味をしっかり習っておらず、現場で使っている言葉を見よう見まねでやっている。まさにその通り。
それなのに私って、わかってると思って上から目線だったと反省。すみません。

介護の非常識なことが、自分の中に常識化され、習った先輩の言う通りにコピーが生まれる。我流の介護や看護がこの介護の世界には溢れていて、形がないので統一したケアができない。
その組織の力関係で物事が進んでいる。

また、病院の対象は【病気を治す】ですが、介護の対象は【個別の生活を支える】ので、また目に見えづらい。個別…。ひとそれぞれ。

そして、根本的なことは、
「仕事や人間関係の問題は、プライベートな問題が潜んでおり、それまで生きてきた過程で親や環境など承認されない劣等感(強がり)が影響している」と知野さん。
うん、心にずっしり。

多くの人は傷つきたくないので目をつぶる。自信がないので形がない中では、何かの形にこだわり執着しないと生きていけない。自己肯定感が低い…劣等感。じつは、私もその一人でしたし、今もその部分は残ってますが(^◇^;)

変わりたいだけど、
あがくときついので、目をつぶってしまいたい。従わないと生きていけない。悪く思われたら嫌。弾かれたらどうしよう。上手くいかなかったら自分を守るために人のせい世の中のせいにしてしまう。
あー。私こんなでした。

今のコロナ騒動と本当に一緒。不安定。何信じていいのって?自分軸が皆んな脅かされてぶれてくる。

皆同じなんですよね。
でも自分が変わった方が楽。

「過去と他人は変えられないけど未来と自分は変えられる」カナダの精神科医のエリック・バーンの有名な言葉ですが、私が時々唱えていて、セミナーでも伝えている言葉です。

いがみ合うのではなく、それぞれいいところがあり、可能性を持っている。
でも、経験したことがないことはイメージできないので、自分と向き合った後は、しっかり正しい知識をつけ、カタチを作り、再スタートする。そういうことをやります。

そのためには、言葉をわかりやすく、楽しくやることが大切。
また、いろんな人をいずれ巻き込んでいきたいです。

じつは、これをするのには、わたしも修行なんです。

言葉をカタチにするのが苦手だから、だから知野良和さんに頼る。
ITわかんないから、眞鍋孝輔さんに頼る。
私の頭が爆発するから、岡久美子さんに冷静になる手伝いをしてもらう。

出来るところはする!!
出来ないところは、できる人に頼む。
こんなんでいいのかなと。
楽しく共に学び合える場を作れればと思っています★

また、周りも巻き込んで行きますよ★
また、詳しく随時お知らせします(^∇^)

【ありがとうという言葉がもたらす効果】

今どんな状態であっても、【ありがとう】と感謝の言葉を胸を張って言おう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

最近、外での活動がなくなったので、もっぱら本を読んだり、施設看護師のための執筆をしたり、じっくり考える時間を大切にしています★

いろんな本を読んで、自分の生き方を考えたり、自分が相手に対して出来ることを考えたり。

【幸せな人はお金と働くを知っている】新井和宏氏の本★

幸せというキーワードで

新井和宏氏は、

人が幸せに働くことに対して、

マズローの欲求を用いている。

マズローの欲求を超越した第六階層である「自己超越」は、見返りも求めず、自我を忘れてただ(自我を超えた)目的のみに没頭し、何かの(社会的)課題や使命に貢献したいという状態を指す。

新井氏の本より↓

梯谷幸司氏の本に書いてあってツボにハマったことは、

その第一階層の生理的欲求を満たしたら、第二階層安全欲求より上が満たされるという基本的考えより、

自己超越したところから下を見ていけば、下の欲求が満たされて幸せになるのではと。

それは、自我超越や自己実現を超えたところにはワクワクしたものがあり、発する言葉は【ありがとう】など感謝の言葉。

過去にありがとうと思ったり行動したことを脳は覚えていて、脳は過去や未来などの見分けがつかないので、今ありがとうという言葉を使うと、今幸せのホルモンのエンドルフィンが出て幸せな気分になる。

なので、自己欲求が低くても、

その言葉を先取りに言うと脳の構造上、ワクワクホルモンがでる。

佐藤富雄氏、樺沢紫苑氏などの本を読んでも、その大切さを伝えている。

【ありがとう】という言葉で、エンドルフィンというホルモンが沢山出て、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があると★緩和ケアですね。

→ 今まで出会ったガンの方へ対し、ありがとうの言葉のシャワーや幸せなことを沢山したら、身体の中にあるエンドルフィンが出て、その鎮痛作用でモルヒネが必要なくなった方がいました(^_-)

松下幸之助さんの口癖もありがとうだったそうです★

プラスの言葉の意味、

ナニメンさんから習ったSBTで脳科学的に学んだのが、本当に日常に役に立っています★

口ぐせを変えたら幸せになる!!

【カイゴのカタチをツクル】

飛び出せ本気の私!!

【MCパジャマミーティング】

介護を学ぶ動画発信やzoomミーティングはじめます!!

パートナーは知野良和さん★

コーディネーターは、

IT社長の眞鍋孝輔さん★

そして、われら二人のマネージャー岡久美子さん★

介護人材アドバイザーの

知野良和さんとの出会いは2年前、全国通所ケア研修大会の座長を福山市でさせていただいた時でした★

その時は、知野さんの講義を聞いた訳ではなく会話を楽しんだだけでしが、その後に知野さんと山下総司さんのセミナーが福岡であり目に鱗!!

ファンになりました。

色々な介護現場の悩みは人間関係や連携に関することが多く、形のない介護をするということは複雑で、疲弊する現実を生み出している。

ちのさんのセミナーで、

スキルマトリックスという手法を用い、介護職員等をタイプ別にわけて対象を知ることで、チーム(組織)をアプローチしていく方法を学びました。

また、介護医療用語を共通言語として理解して現場では使っていないことの気づきもいただきました。

https://peraichi.com/landing_pages/view/mxvyu

じつは私、介護をかたちにしたいなーとずっと何年も思ってきて、実践してきました。

施設看護師をずっと続け、そこで学んだことを発信していき、人の助けになれればと思ってきました。

人は一人では、ご利用者の生活を支えていけません。

チームを大切に、介護と看護、他職種を互いに形にしながらやりがいへとしていく。

このコロナ騒動で私は家にこもり、思考を巡らせておりました。

そして今、施設看護師18年間の集大成で、介護や高齢者看護を形にしていくことを執筆しはじめ、経験を武器に現場の悩める方たちに、いろんな形で届けたいと強く思うようになりました★

私を活かしてくれるのは、ちのさん。私もちのさんを活かす!!って感じで、思いをぶつけました。

そして、意気投合し、

とても信頼している地元のIT社長の同じ名前の眞鍋孝輔さんの会社へ突撃相談し、相乗効果で、動画発信やzoomミーティング(セミナー)をすることに決定!!

ターゲット:福祉施設の職員、経営者など

テーマの決め方

□仕組み、スキル、人間関係の中から具体的な課題を取り上げる

□ミーティングでの参加者からの要望も取り入れる

メインスピーカー:南の真鍋

ファシリテーター:知野吉和

マネージャー:永遠の受付嬢くみちゃん

コーディネーター:考輔さん

まず、YouTube発信から★

テーマ

【介護業界の今までとこれから】

しくみ✖️人間関係✖️スキル

真鍋&知野

…….。

私たちは皆さんとともに、学び合い、この介護業界を元気にしたいと思っています★

改革を起こす!!

【当たり前の幸せとは?】

突然ですが、私は、体を動かせます。

私は、しゃべることができる、目が見える、耳が聞こえる、手を動かすことができる、歩くことができる、ご飯を食べることができる。

行きたい時にトイレに行って排泄をすることができる、夜寝ているときに自分で寝返りができる、ベッドから自分で体を起こすことができる。

喉が乾いたら飲みたいものを自分で手に取って飲むことができる、好きな食べ物を選んで食べられる。

体を動かして仕事をしてお金を稼ぐこともできる、人と会ってお話ができる、行きたいところに行くことができる。

いろんなことを言うとキリがないが、今挙げたことに関しても、一つ一つ分析をすると複雑な要素が絡まっている。

そのような、あたりまえのことが、あたりまえであることを私は時々幸せだなと振り返ります。

それが自分を大切にすること、周りを大切にすることだと私は思えるようになりました。

きっと、P L Sの落水洋介くんのおかげですね(笑)

https://www.ochimizuyousuke.com/

動きたくても動けない人は世の中、沢山います。

なりたくない病気になってしまっている方。

本当は親と一緒に愛されて生活したいと思っている子供たちなど。

自分の強みは何なのか?

まず自分の弱さを認めた上で、前に踏み込む、強みを活かすことが大切だなぁと最近思います。

幸せの定義ってそれぞれと思いますが、いいところ探ししてみると沢山出てきます。

うつのご利用者のところに訪室すると、身体の具合が悪いことをよく言われます。

また、私は死んだ方がいいのではないかなど…。

もったいないですね。

〇〇さんはこうやって、私とお話しできていますし、歩くこともできる。ご飯も作ってくれる方がいるし、お風呂も入れる。それと、ひとりぼっちじゃない、一人じゃないので寂しくない…。

幸せですねと言ったら、笑顔(^-^)

笑顔が一番素敵ですねというと、

だいたいが顔がほころびます。

これを毎日、訪室してお互いいいあうことができれば、精神的に落ち着くかなと思いつつ。

しかしすいません、継続することが苦手なので、毎日出来ていない

習慣化することを習慣に(笑)

出来るできる!!

【物忘れって何が原因???】

ある友人から、お父さんが物忘れ的なものがあり心配と相談がありました。少し言動が幻覚っぽいか?
以前脳梗塞も患っていたり、糖尿病があり。日常の様子もお聞きし、

内科はかかっているので、そのかかりつけの先生に相談して紹介状(情報提供書)を書いていただき、私が尊敬する大学病院の神経内科の先生に受診する手順を伝えました。

実際に、
診察を受け問診、いろんなテストと検査、そして最後は脳の血流のSPECT検査。
アルツハイマー型認知症などはなく、内科的なことや生活習慣の問題が原因とわかりました。

糖尿病があり、飲酒量が多い、薬の飲み忘れ、そして脳梗塞してから出歩かなくなっていたようです。

受診後現在は、アルコールもやめ、Switchで囲碁を楽しんだり、お母さんは、お父さんが外でまた歩ける自信と体力がもどるようにってルームランナーを買ったり⭐️
症状が落ち着いてきたとの嬉しい便り。友人のお母さんから海苔がお礼に送られてきた。嬉しい!!↓↓↓

他にも、今までも何度も、友人や知り合いのご両親や利用者が認知症かしら?と心配になり、相談されることがありました。

そのまま、かかりつけ医の医師ではわからないこともあり、専門医でしっかり診ていただくことで、原因がはっきりしたことも多い。

側頭葉が萎縮していてアルツハイマー型認知症と診断された方もいますし、

以外と認知症以外のものも多く、生活習慣が関与していたりすることも。内科的なことも原因のこともあります。
糖尿病(けっこう多いし、薬も飲んだり飲まなかったりが)、肝機能、腎機能障害、アルコール性の問題。

また、介護認定も受けていない状態で、仕事をやめてから、生活に張り合いがなくなり、物忘れが出てくる。ご本人はクリニックにかかっていても、きちんと医師に伝えないので、先生もそれをわからぬまま、家族も悩んでおられることが多い。どうしたらいいか?
けっこう多い相談のパターン。

また、昔、知り合いとご飯を食べていて、「父が、階段を踏み外して転けて頭を打ったんよねー。一応病院にかかったら大丈夫みたいだった」と聞いていました。(その時詳しく脳外科にかかったかは不明ですが)

そして、一ヶ月半くらい経った時に父親が車の運転をしていて何かおかしいというと。自分から見ても、ちょっと意味不明なこといったりふらついたりしているようなと友人から相談が。
あっ、ひょっとしたらと思って脳外科にかかるように伝えたら、やはり硬膜下血腫の診断。
その後手術して完治し元どおりの生活へ。

同じように、あるケアマネからも相談されたことがあった。デイから担当利用者の言動がいつもとおかしいと連絡ありましたと。
よく転倒していた方。やはり同じく硬膜下血腫でした。
頭を打ったときには、何もなくてもジワジワとその後出血をし血腫ができ、一ヶ月後ぐらいに物忘れ等の症状が出ることがある。
手術して治る物忘れもある。高齢だから様子見ましょうと言われることも多々ありますが…。

生活の状態を振り返りよく知ることが必要だなぁと思う。

きちんと原因を知る。
専門医にかかる。本当に大切なことと思っています。わからないまま不安に過ごすより、しっかり明確にすることで、生活が取り戻せます。また頑張ろうと希望が持てます。

私も、この先生だったらと思えば、離さない(笑)そういう安心感はいいですね★

【施設看護師 心をそろえる役割】

最近は老衰で食べられなくなってきてる方が多く考えさせられます。

亡くなってしまった後に、ご本人やご家族の後悔しないような心の準備、手立てをしっかりしたいと思う。

逝くものだけでなく、残されるものの気持ちも大切。

いつその時が訪れるかわからない

施設入所の入り口では、

施設長や生活相談員、ケアマネから、当施設ではお看取りをしていることをお伝えし、

最期をどうお考えになるのかを

ご家族にお聞きしています。

あわせて、DNARの話も行い心肺蘇生まではしないと言われることも多いのですが、その時でないとと入所の時は決まらないこともある。

デリケートな事なので仕方がありません。

そして、入所して

ご家族にその都度しっかり話をして、考えていただく支援をするのも看護師の大切な役割と思っています。

年一回の家族交流会では、必ず看護師として、最期を迎える時の事をお話しします。

高齢者に携わると、何度となくこの話をいろんなご家族にお話しすることになります。

高齢で、食事が食べられなくなってくる。飲み込みが危険になっていること。そのためにしている手立て。

老衰になっていっての身体の状態。食べられなくなってきている現状。

食事の形態、量、提供の仕方。好まれて食べられるもの。また歯科医に専門的に飲み込みを評価していただいての食事支援。

このまま自然にヨゼフで最後を全うするか?

鼻からチューブで栄養を入れるか?

胃に穴を開けて栄養を入れるか?

点滴をするか?

医療的手立てについては、それぞれに対してのリスクも施設で出来ること、出来ないことも含めしっかり踏まえて話をする。

よく言われるのが、

【点滴を…】

それが積極的な事を意味するのか?最期何もしないのは忍びないので、少しだけでもという意味を持つのか?

施設では、

心をそろえるための点滴一本。

栄養は十分とれない、ポカリスエットのようなものを点滴していくこと。

限界があるので、その中でのご家族の関わりの方が大切なこと。

点滴は、ご本人にとって針を差すことの苦痛があるか?血管が細く入らなくなるとそれまでとの話も。

積極的にという場合、病院での支援方法はしっかり医師から伝えていただく。

ご家族より、最期の場所はヨゼフがいい。でも、何もしないのもと言われることも多いです。

何もしないわけではないことを丁寧に説明。ケア重視ですね。

普通に起きれる時は起きて、

お風呂に入れる時はお風呂に。

お口もきれいに、

栄養状態は保持できないが、

食事も食べられる量を食べられるだけ、お好きなものを安全に。

会話も楽しみ、

その人らしさの追求。

ご家族が来られる時は状態をお伝えして、したいことの実現。

キーパーソンだけではないので、その都度親戚家族にもお話を。

そして、昔話を聞きながら、時には場所を変え椅子に座りしっかり聞く。

歴史を感じる。

看護師だけでなく、チームで。最期は医療は必要なくなる。

生活相談員やケアマネージャーとの連携が大切★介護スタッフもそれぞれの役割で一緒に。

100歳超えている方で、もうすぐまた、命が消えようとしている方がいます。

お嫁さんの命を見送る葛藤すごく伝わってきます。

お孫さんは、ばぁちゃんっ子だったと。「私が小さい頃よくお腹壊していたので、ばぁちゃんから、正露丸をオブラートに包み、飲みなさい効くからと口に無理やり入れられてたんですよー。」泣き笑いされながら話してくださいました。

そんな話をゆっくりお聞きするのも大切な役割だなと感じています。

逝った後に後悔しないように生きているうちにしっかり癒していく。

このような時間が取れる場合は、

幸せなこと。逝くご利用者もそれを見計らったように旅立たれることも多いんですよね。

すごいなーといつも思います。

さて、今日も医師からの家族説明があり、ご家族の気持ちを上手く伝えられるよう頑張ります。