【私にとって重要なこととは?】

私の人生のテーマは、

【子どもも大人も学生も障害者も高齢者も外国人も共生できる地域社会へ】

①人に尽くすという理念のもと高齢者施設での現場で看護師をしながらご利用者のために多職種でチームケアを行う。それを外に発信。魅力ある介護現場へ。

(日常生活、軸はここにあり)

②命を見届ける心ある自然な看取りの実践。逝くもの残されるものも後悔しないようにその人らしく生きる支援をしたい★

(現場での実践。人生会議へ地域の方との取り組み開始!!)

③生活の中での看護、今までの施設看護師としての経験知識を活かし、やりがいある看護を伝える。

施設看護師を認めてもらえる職業へ。

(全国高齢者施設看護師会、学校その他講師業)

④介護という仕事の生きがいを伝えたい😁

二次障害予防、排泄、姿勢ケア、口腔ケア、認知症ケア等をトータル的に意味づけ(根拠)。やりがいある介護を味わってもらいたい。

(現場実践、介護職員育て、地域への発信)

⑤チームPLS

福祉医療の情報発信基地寺小屋

地域連携、医療介護の連携、コミュニティへの参加協力。過ごしやすい北九州世の中へ 地域貢献の実施。知野さんとのパジャマ倶楽部で介護に形を✨

(医療と介護の見える化の実現、 落水くんとその仲間との関連活動)

⑦子どもたちの未来が明るいものになるように、北九州キャリア教育研究会や児童養護施設や里親などの社会的養護を必要とする子どもと関わり続けたい。

(北九州キャリア教育夢授業等~)

⑧今からのITやA Iテクノロジーと介護を結びつける。そして人対ひとの心あるケアへの充実へ。

(介護I T普及活動)

⑨地域での次に担う次世代をバックアップし、盛り立てていく。応援したいと本気で思えた人に対して尽くす!!自分の子どもに対しても同じく(笑)

欲張りですが、実現します!!

宣言!!

【人生会議 異業種共同体】

正直、私たち人間は、急に何かがおきた時どうしたらいいのかと混乱してしまいます。

その時、本当の意味で、その人らしさの自己選択、意思決定って出来るのでしょうか?

皆さんは、

ご自分の人生の最終段階ついて本気で考えたことがありますか?

ご家族や知り合いの方の命を見届けたことはありますか?

このことを

訪問看護師、施設看護師、司法書士、葬祭業、介護福祉士、障がい者(笑)の熱き有志に声をかけ、集って考えました(飲みながらですが😅)

※ 葬祭業の新保くんは、グリーフケアについて学んだと語る。訪問看護師(坂下さん、窪田さん)は聞き入る。

普段それぞれの立場(専門職)の経験値を重ね、人のためにと志をもった仲間です。

私たちは、

命を見届ける過程で、きちんとした情報を知らないまま、備えてないまま、その時を迎えた時に後悔している人を沢山見てきました。

延命処置をするのか?の問い、

そもそも延命処置ってどういうことを示すのか、その時の状態に効果があるのかないのか?

病気ひとつも検査はどこまで?

どんな病院や介護サービスがあるのか?

世の中のしくみは?

もしもの時に財産に関しては?

遺書ってどこまですれば有効なの?

土地や財産、

亡くなる時意識がなくなる前に誰に託す?

お葬儀はどこで?

どのように?

お金はどのくらい?

またご家族が皆さん同じ気持ちであるのか?

それ以前にその方が生きてきた過程やどう生きたいか?

その人らしさってなんだろう?

残されたものの癒しとは?

※ 葬儀のことだけでなく、不動産業も営んでいた菅野くんは、空き家問題のことも気になると。

何もない時から、生きて行く過程の中で早めに色んなことを知り決定して行くことで後悔しない人生を過ごしてもらえるではないか?

詳しくは…としても、

ある程度の専門的な知識を持っておき、

迷った時はどこに相談すればよいのか?

を知ることも大切かなと思ったんです。

※ 司法書士の立場から、浜田くんは、亡くなる前に備えてこくとよいことを語る。備え方を間違えると無駄になってしまうので正しい知識は必要だね。大体、司法書士って何?から(笑)

落水くんに、テレビであった安楽死の件について語ってもらったら、

人それぞれの選択なので、その方にとっての間違いはないにしろ、もっと難病であってもいろんな生き方や周りの支援や方法の選択肢を沢山知っていたら、その人の人生違っていたのかもと。

本当の意味の自己選択、自己決定はあらかじめ健康で考えられる時に、正しいことを知り備えておくことで変わっていく。

自分の命、自分であらかじめ決めておこう。

これから地域貢献!!

何かやっていこうと思っています☺️

早速、〔スキルupパンピー✨チーム〕として、プロジェクトを計画、遂行していきましょう!

と坂下聡美ナース★突き抜けてるなー💕

【人それぞれを理解する医療介護は?】

はじめから、わかっていたわけではない。

高齢者施設に来て、

沢山のなぜ?と向き合い進んできた。

まず施設には常時医師がいるわけではない。医療機器も十分になく戸惑うばかり。

そもそも、

施設の看護師の動き方なんて習ってないし、それに介護スタッフと同じ視点でなんて、言葉も通じないしと、

はじめどう向かい合っていけばよいかもわからなかった。

医務室の設置基準は、健康管理を行う場所とあり、その意味さえわからず😅

ご利用者や家族への説明も、医師の代わりに行わないといけない時もあり慣れず、

ご家族から私の説明の仕方が難しくてわからないと言われたこともあった。

何度も葛藤しながら、ひとつずつ紐を解いていったり、経験することで、出来ることが、そして本質がわかってきた現在。

そう、病院では医師がいて、導いてくれる人がいる。

しかし、

治療優先の病院と同じ感覚で生活の場で支援できるわけもない。

病院で習った学んだことは、基礎であり、そのまま介護現場であてはめてやるとおかしなことになり、問題が山積みになる。

それを個別に生活面にあてはめていかなければならない。

何のために?

その方らしく生きる支援をするために。

例えば、水分をとるということ一つも、

一般的に、1500cc以上とればいいと言われている。

その方の体重に合わせたものでないと負担になる。

65歳以上の方は、

体重✖︎30 または25 が飲水量。

心不全や腎不全等、病気を持ってる方は、また違う。

そして、ただ飲めばいいという問題ではない。

そもそも、何で水分は必要なの?

水分を取らないとどうなるの?

そういうこと、

本当にわかっていて介護するものは提供できているだろうか?

どうやって、何を?どのような状態で?

水分って食べ物にも入ってるよね。

飲み物はそのままの形で大丈夫?

飲み込み具合は?

ご本人が苦にならないようにするには?

なぜ飲めなくなってるの?

本当に今の身体に水分は必要としているの?

楽しみを持つには?

それぞれ、

水分をとるということでも意味合いは違ってくるということ。

それを利用者別にあてはめるということ。

人それぞれ価値観が違うように、みんな違う。

病院では、高齢者に対して、もう身体に水分が入らない吸収できないのに、1500cc以上の点滴をして、身体に水がたまることがある。

そうすると、背中など身体の下面に硬く水がたまってくるのがわかる。

ゼイゼイ、ゴロゴロいってきて、タンをとるのに吸引が必要になる。

尿が出にくくなってるからと利尿剤をかけながら、点滴をまた入れる。身体にまた水分がたまり臓器を圧迫する。

一向に楽にならずに苦しくなり、それで死に向かってしまうこともある。

また、肺炎で入院していないのに、肺炎になることも。

高齢者の死亡原因は肺炎が多い。(第3位)

他の病気が治ってきたのに、お口の中は雑菌だらけ。口の中をキレイにしないと、肺に菌が入ってしまう。

また、

寝ていただいている姿はどんな感じか?寝ている時に起きる肺炎が多い。

解剖生理学的にいうと、あごを突き出したように寝ると、身体の前にある気管に間違って汚い菌まじりのだ液やたんが入りやすくなる。

姿勢は大切。

こうやって、一つ一つ意味を知って介護看護をすることが、予防に繋がるんだと。

現場で、今までの常識を打ち砕いて前に進み学んできた。

予防をすれば、医療は必要最低限でよくなることを今なら理解できる。

そしてドンドン意味がわかると介護が看護が楽しくなってくる。

介護看護に求められることは、意味を知って対応すると、利用者の健康管理が出来るということ。病気にならずにすむことも沢山。介護現場でもみんなが楽になっていく。

また、それぞれの職種を理解し協力し合いチームになることが大切。

よく耳にするのは、

看護師が一番理解を示してくれないからどうしたらよいのかと他施設から相談を受けることがある。

看護師こそが、変わり理解し動くことでどれだけの人が助かるか、そんな誇りある仕事をしていることを理解してほしい。

何のためのプライドか?看護師としてのプライドというか自分を守るためのプライドになってはいないか?

病院のやり方や自分の経験値でそのままやるのは、ナンセンスですから。

本当のプライドは今あることだけに、とらわれず打ち砕いて、心を通わせ、人のために動くということ。

そうすると、その人らしく生きる支援につながる。

利用者の笑顔が私たちのやりがいへとつながる。

ワクワクしてくる。

一つ一つ流れていく仕事になっていないか?

もう一度私も含め、立ち止まることが必要ですね。

【心友のお父さんの旅立ち】

私と同じ年の心友のお父さん。

数年前に、「親父おかしな行動をするんよ。どうしたらいい?心配」と相談があり。

認知症かもしれない。休み合わせて病院に一度調べに行こう。

私の尊敬する認知症の専門医に受診。

私: お父さんへ「心配なことはありますか?」

お父さん:「時々頭が混乱して、忘れる事があるんですよ」

「じつは最近、車を処分したんです」

その後、診察室に呼ばれ、医師に会い、

どうしましたか?と問われると、

「いやー特に」とどう答えていいかわからずお父さん答える。

CTを撮り、認知症のテストをする。

結果、医師より、

側頭葉も海馬もまだ大丈夫。

他に脳に梗塞もないし大丈夫。

ただの物忘れレベルです。

しかし今が大切。

糖尿があるようだから、内科のかかりつけ医には定期的に受診を。

今のやりがいは?介護サービスは?

まだ今なら、楽しみを生活に入れたらいいですね?

医師の説明。

診察室から出て、少し混乱している

お父さんに、病気ではなかったことを再度お伝えすると、ホッとして満面の笑顔。

お父さん何か楽しみにしていることはないですか?

「庭いじり

バラの花があるんですよ。

でも誰も褒めてくれなくて。」

息子である心友につげる。

その心友、私が出会った頃は、

若い頃から、お父さんとのワダカマリがあるような感じで。素直に全部を受け止める感じではなかった。

でも、弱っていく父親の姿を見ながら、釣りに行ったり、いろんなところに連れて行ったり、昔の職場に連れて行ったり。

お父さんに久しぶりにお会いした時、

息子が仕事場に連れて行ってくれたんですよと笑顔。

働いていた頃の話を遠くに眼差しを置き思い出しながら、それでいてキリッとした表情や笑顔になったり。

いい顔してる。

過剰なくらい心友はお父さんに尽くす。

昔からのお父さんとの距離を埋めようとしているのか?

前年から骨折や、間質性肺炎で大変な思いをしていて、最期はインフルエンザにかかり病院に入院。

息子も病院に泊まり、

看護師さんなどの対応や

病院からの説明に戸惑いを受けながら、

苦しいからモルヒネうつっていうんよ。

大丈夫かね?と電話相談あり。

呼吸が苦しそう。

苦しみを和らげるためにすることを説明。

息をひきとった夜も心友は、

病院に泊まる。

メッセンジャーで

心友より、

「病室に着いたらナースのマイナス発言にイラっときたので引き取ってもらった。

さて、息子の私に出来ること。

人を元気にするというお経を唱えることと、エッセンシャルオイルのマッサージをする。

後悔したくないからね。

聞いてるかどうかわからないけど親父にはどんどん数値が良くなってるねーってずーっと声かけ続けてる。

俺生まれ変わってナースになろうかな。言葉がけて人を元気にするナースになろうかな。」

夜間泊まりながら、実況中継。

途中で寝てしまい、朝目が覚めたら…。

「さっき眠るように逝ってしまった」

とメッセージ。

最期は息子に見送られたお父さん。

いろんな形がある。

最後の看取り方。

私は看護師として、

沢山お看取りをしてきたけど、

こんな最期までトコトンつきあった

息子はあったことないな。

今は亡きお父さんが大切にしていたお庭を見ながら、息子は思い出す。

親父はこの庭をどんな思いでつくっていたのか?

居なくなってからの時間も

まだゆっくりお父さんとの時間が流れてるんだな。

そんな貴方の温かい心が、私はとても大好きです。

【認知症の方のその人らしさ???】

昔の経験した出来事です。

認知症の利用者様。

不安でとにかく施設内を歩かれる。

当時の私はまだ未熟で、

どうしたら徘徊が止められるのかというマイナス視点で、大学病院の尊敬する神経内科の医師にかかった。

CTでは側頭葉の海馬はやせ細り、前頭葉の萎縮までおこしていた。アルツハイマー型認知症の中期。

医師にたずねると、

「歩けるっていいですね、いずれアルツハイマー末期になると歩けなくなるのだから。今出来ることどう活かすか?」って。

それが介護だって、視点を変えていただき、強みに視点をあててくれた。なんでこうなのって?悩んでて、だれ視点よ??

介護スタッフには、アルツハイマー型認知症の病態生理から伝え、今の現状、そして今後のことを伝える。

プラスへの視点でのスイッチの変換で、一気にアイデアが出る。

危なくないように歩ける環境にしよう。

不安でないように、側に私たちがいるよというオーラを出そう。どんな声かけがいいかな?どう工夫ができるか?なんて、

結局みんなで一団となって取り組んだら、

ひたすら迷い歩くのが落ち着いてこられ、

次の悩みへと突入。

カーテンをちぎる。壁紙をはがす。

また医師に相談。

「いいよね、手先が器用なんだろうね。これもまたこの方の出来ることなんだよね。でもこの利用者様をどうにかしようと思ってきたんでしょう?いい施設だよね」

なんて、また先生乗せ上手(^_^;)

また、脳のプラスのスイッチを変換し、

スタッフに呼びかけました。

「家でいらない服などの古着とかあつめたい」

古着をあつめ提供。

ずっと利用者様はその糸をほどいたり、やぶったり楽しそうにしていて。

いつのまにか、満たされたのか認知症が進んだのか落ち着いてその行動をやめてしまった。

きちんと病気や今の状態を知る。

また、出来ることに着目する。

基本!!

つい、私たちは出来ないこと、

そして危ないからとストップしようとしたり、自分たち都合にしてしまう。

でも、今出来ること、強みや好きなことに着目することが大切!!

というか、

認知症とか関係なくない?

人として。

ふと、思い出した出来事でした!!

吉井雅之氏【習慣が10割】出版記念講演in北九州

ナニワのメンターこと

ナニメンが北九州に来る!!

人生のドン底から這い上がったのは、それは…誰でもできる簡単なことを続けたから~

ナニメン(吉井雅之氏)から教わって実行してから、人生の転機になった!!

無理をせずクセをつける。

たった1ミリの成功体験、

スモールステップが凄いことに!!

3月30日北九州小倉にて、

吉井雅之さん

【習慣が10割】出版記念講演in北九州

平成31年3月30日土曜日

13:00~16:00(受付開始時間12:30)

場所:神理会館

(北九州市小倉南区徳力5-10-11

モノレール徳力嵐山口徒歩3分)

50台駐車場有り

参加料:3,000円(書籍代込み)

講演会後、小倉駅周辺で懇親会あり。

https://www.facebook.com/events/2200992593449583/?ti=icl

変わるコツがわかる!!

私は、これで変わりました★

素直に実践!!

イベントページの参加表明するだけでなく↓

申し込みはここから、ポチッと↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdzatGGZzQhCYP64r00CIiXa77me9DRahzW-L33YU3LqzSd4A/alreadyresponded

ファックスでの申し込み

合同会社PLS

093-693-7776

メール申し込み

peacelovesmileochiume@gmail.com

になります。

名前と電話番号

懇親会の参加の有無も記載してください。

主催合同会社PLS

梅原一浩 落水洋介

吉井雅之[ヨシイマサシ]

No.1習慣形成コンサルタント。1958年神戸市生まれ。マイナス思考で生きてきた自分に嫌気がさし、100%諦めムードだったある日、「習慣がすべてを決めている」という言葉に出会い、もう一度だけやり直してみようと、ガソリンスタンドでアルバイトを始める。32歳にして自身の成長のため、数多くの能力開発セミナーに参加。その後、石油関連企業を中心に人材教育業務に従事。2005年「人生の成果を一人ひとりが創り出せるお手伝いを志事とする」コンサルティング会社、有限会社シンプルタスクを設立。以後、日本の大人を元気にする塾「喜働力塾」を札幌、東京、名古屋、大阪で開催!!

詳しくは↓

プロフィール

東洋経済オンライン掲載↓

https://toyokeizai.net/articles/-/259120

【痛みがないのが救い】

末期ガンのAさん。

ご家族と話をして、痛み苦しみがなければここでと希望され、ご本人も一度入院したが帰りたいと戻ってこられました。

いつも施設長と相談員が丁寧に心をくみ取りながら、家族支援をしてくださいます。

数週間前、夜間、39度代になり、酸素が80%代とナースオンコール(施設は介護職員しか夜勤をしていないので、看護師は電話で対応判断)あり。

駆けつけて、肺炎が気になるので、肺の音もしっかり聴く。肺音はきれいで、全身問題なく、腫瘍熱か?脱水熱か?

しかし発熱中でも、「あんか」は生活の習慣で外すのは嫌、アイスノンは冷たいのでせんでいい(冷やすのも本人が気持ちいいかどうかの判断なので意味がないし)ご本人がいいように過ごすのがよい。

あんか足元におきますね。

介護職員(支援員)と

布団で熱がこもるので、寝具を一度とって熱を逃し、身体を整えてまた、寝具をかぶせる。

あらかじめの解熱鎮痛剤カロナールの指示あるので、服用するか本人に確認。「うん飲むよ」わかったと。水分は飲みたいというので、冷えたポカリスエットで介助使用し様子見る。

しばらく手を握り落ち着いたかなと思ったら、「トイレにいく」っと、フラフラするので体重は軽く支えながら、ベッドサイドのポータブルに座り、用を足す。スッキリした。

そして、またベッドへ。

落ち着いた時に、

「来てくれてありがとね。もういいよ、お帰り」夜中の2時ぐらい。

朝また来ますねと私。

酸素は低くてもする方が苦痛なので、しない。

あらかじめ医師には、きつくなければと酸素はしなくてもよいと確認済み。

医師には先に包括的指示をもらっている。

介護職員(支援員)も不安なので、一つ一つ説明。私たちは、職員のためにもしっかり駆けつける意味があり、何かあったら電話してね。来るから。

食事に関して、

食べたいものは?

魚の煮付けと

魚の塩焼きと、

魚の….。本当に魚好きねと笑うとAさんも笑う。

魚はご馳走と言われていたAさん。

ご家族がもってこられた果物類も好物。

ご家族もあれがいいか、これがいいかと悩みながら買ってこられ。

美空ひばりの曲を流しながら、

よく歌ったよと。あの時は楽しかった。

60代は沢山カラオケや踊りや、

旅行を近所の気の合う人と楽しんだと、

写真を見せてもらいながら話したっけ。

うつらうつらしながら、

心配ないですよ。皆んなすぐ来てくれる。

排泄は、つい最近まで自分でトイレにいくと倒れかけそうになりながらも、おトイレでしていたけど、力がなくってきた。

お風呂は、ご本人にたずねて入ると。

入った後はぐったりされる方が多いけど、スッキリとした表情。気持ちよかったと。

起きたいと車椅子で皆んながいるホールへ。

バイタルは、体温37度代、血圧は100~130代、脈拍90代 酸素飽和度は88% 呼吸数32~34回/分。肺の空気の入りも浅くなりつつある。

最近、

飲み込みが心配になってきてるので、

歯科医に診てもらって、

ヘルパーも支援員も、栄養士も相談員も看護師もまなぶ。

口腔ケア、食事の提供の仕方の確認。

頭の角度。誤嚥しないように姿勢は大事。

食事前後は口腔ケア。

看取り時期は必ず歯科医に関わってもらおうと相談員と話す。

その都度、のどが渇くみたいで、「水ちょうだい」と。

呼吸も回数が増え、肺への空気の入る量も減ってきている。

飲み込む時は呼吸を止めているので、一気に飲むと苦しいので、一口ずつこっくんと飲み込みを確認しながら提供しましょう。

この時期は、大きく体位は変えなくてよいよ、マトレスとベッドを変えてる。

呼吸を楽に身体を楽に、

ほんの少しの除圧で苦しくないように。

グローブで背抜きしたり、

服のシワ伸ばしもしましょう。

クッション入れた後、最後は身体を優しくなじませて。

ポジショニング表の更新。

看取り期は、

細かな変化で日々ケアの内容が変わってくる。ふせんで変わったらケア表を更新。

関わるスタッフは多職種。ひとりではない。

一つ一つをわかりやすく、伝える工夫が必要。写真や動画をみんなでとり、確認することから。ポイントのマニュアル作成。

看取り期に携わると、日々チームになってきてる一体感があります。

みんなのそれぞれの案が出てきたり。気づきを伝えあったり。いい感じ。

感謝しかないですね。

Aさん、そろそろお迎えの時期になってきています。

腸の元気は身体の元気!!

って、以前介護予防で、このテーマでお話ししていました(笑)

便秘には、食物繊維が必要!!

腸内環境を良くするための食物繊維★

便秘だけでなく、糖尿病、動脈硬化、高血圧を予防したりするんです。

ネバネバサラサラしたものに入っている水溶性の食物繊維!!海藻、納豆、いも、リンゴ~まだまだあります。

うちの施設では、食事だけでとるのは難しい必要な利用者様にサンファイバーを使用してます😘

試供品頼んでもらってためすのもよいですね。

現在新しい便秘のガイドラインが出ています。

『慢性便秘症診療ガイドライン2017』

食物繊維18g基準★

①十分に食物繊維を摂る工夫。

②ダメならば浸透圧性下剤を常用(マグミットなど、腎機能に注意し)

③そして、便が肛門までおりて来ない場合は

刺激性下剤(センナ系など)を頓用として後から使うが良い。

高齢者は、腸の動きが悪いので、

腸の動きを聴きながら、ラキソベロンなどの水液をその方に合わせて、敵数を変えて決めていく。便の量や硬さをみていく。

下痢は注意です!!

毎日6滴の方でちょうどよい便が出る方も😘

そのために、看護師は

身体に触れて聞いて、フィジカルアセスメントが大切!!

また、のの字の腸のマッサージや温罨法、

ただ、腹部をゆらゆらしたり、寝たきりの方は右側ばかり身体を向けていないかもチェック。腸の動きの向きを考えて左にバランスよく向けていくと、重力の関係で便が出やすくなる。

介護の工夫で出るようになる!!

頑固な便秘の方には、ポジショニング(姿勢)大切ー!!ですね★

身体がガチガチの身体が拘縮する方はお腹に力が入らない。すごく便秘で困っていた利用者。

スタッフに同じ格好をしてもらいました(笑)

リラックス、筋緊張を和らげる姿勢へ。

楽な姿勢で便が出るように!!

出ない時は、座薬を使用したり、

固くなりすぎたらば、摘便。

固くなりそのままにしておいて、下剤をかけると横からチビチビと肛門から漏れる。

処理しないと下剤だけで解決は難しい。

一度、便秘をリセットし、良い排便習慣を身に着ける。

善玉菌ビフィズス菌などの餌になるオリゴ糖も使用。クリニコのラクチュロースオリゴ糖がお気に入りです★

便が硬く力んでも出にくい方は、エクストラバージンオイルスプーン1杯毎日提供で出るようになった方も。

そうそう、アミティーザやグーフィスなど、今までと違う作用のある下剤(新薬)が出て、ようやく注目されてきたかなぁと。現在、利用者様使用中★

腸のこと、便のこと語ると熱くなります🔥

まだまだありますが~この辺で(笑)

追記、

腸内細菌は幸せ物質であるドーパミンやセロトニンを合成して、その前駆体を脳に送っているそうな。

免疫力のおよそ70%が腸内細菌と腸粘膜細胞との共同作業で作られていると言います。

腸内環境本当に大切です。

これだけは言える、

下剤で腸内環境壊している現状だけはやめたい!!

排泄ケアへの取り組み

私の好きな排泄ケア(笑)

介護医療現場(在宅も含め)では

排泄の問題で悩まれている方が多いと思います。

便が出にくい(便秘)、便が緩い、おしっこが近い(頻尿)、トイレまでにいくのが自力で困難、失禁してしまう、膀胱炎になりやすい、おむつでの皮膚トラブル、精神的なトラブル不眠等々

解決するためには、

排泄に対する正しい知識と

その方にとっての問題をきちんと優先的に考えアプローチすること。

トイレまで行くことが出来なければ排泄障害ですね。

どこが出来ないかを見極め、

自分で排泄できる環境(人的、物的)はとても大切ですね。

排泄に関しても沢山の複雑な問題があります。

ここに示し忘れましたが、既往歴というか病気が隠れていないかも大切です。

人によって、認知症があるから排泄がうまく出来ない、食事や水分量が少ない等々沢山の理由があります。

アセスメント大切😘

そこを見極めて、アプローチ!!

そして、下剤の弊害!!

ただ便秘に対して、

私も病院にいたころは、深く考えずに3日に一回出ればいいと思っていました。

まっ、他の治療が優先ですので仕方がないといえば仕方がない。

ただ、暮らしの中で看護介護していると、医療の常識は非常識も多い!!

下剤の弊害(特に刺激性の下剤)にて、トラブル発生していることが多く、利用者様や介護する方の悩みでもあるということ。

ただ、下剤を服用すればいいということではない。

私どもの施設の排泄ケアは、下剤の調整からはじめました。

下剤の弊害を知るっ!!適切な使用を!!

便が出ない→下剤投与→下痢便→まだ作られていない便まで排出→腸内のいい菌(ビフィズス菌等)まで排出→なおさら腸内環境悪くする→便秘

下剤でお腹が痛い→特に認知症の方はソワソワ

下痢便(水様便)は、アルカリ性→皮膚トラブルヒリヒリ→床ずれ(褥瘡)

下剤が悪いわけではなく、

適切な下剤の使用が必要。

下剤使用しないためのアプローチも必要★

食物繊維、水分、食事、認知症ケア、姿勢、運動などなど。

尿の問題も色々ある。

頻尿に対しても原因が様々。

尿の皮膚トラブルに関しても、

感染した尿や尿のpHが8.0以上でアルカリ性の尿が皮膚にあたることで皮膚が悪くなる。

お尻の皮膚がふやけている状態で体位を変えたり、移乗時に擦って皮膚トラブル発生したり😅

座り方で、

足がしっかり床についていなかったり体勢が悪いとすべり座りになりズリッと褥瘡

→尾骨部が多い。

※皮膚ケア、姿勢ケアとても大切!!

寝たきりの方は排尿しにくく、膀胱内に残った尿が多いので出す工夫も必要。

→姿勢の工夫、また仙骨部に排尿を司る神経があり、トントンすると残尿が出やすい。

一つ一つ奥深くて、

言い表せないほど😅

でっ、何が言いたいかというと、

つまり、私たちのしていることは、現在なっていることにアプローチ(対症療法)している事が多く、その原因を考えてアプローチすれば問題解決するので、

仕方がないとあきらめず、いろんな方面を知ってチームケアを行う。

大切です😘

次回へ

【何のための医療職???】

昔むかし利用者様が老衰で、

最後の危篤状態になった時、医師が病院に入院をすすめ、

なくなった場合、死亡診断書も書いてくれず病院に運ばれると、検死で警察が入ることを繰り返した経験があります。

警察からは、その時の介護職員や入居されている利用者様に事件性で問題がなかったか状態を聞かれたり、ご家族には遺産等お金の問題はないかと問われたり、自然の死なのに、医師が死亡診断書を書いてくれなかっただけで、とても辛いものになった時があります。

ある時、利用者様(患者様)のご家族から、管でつなぐよりも自然に最後を施設で迎えさせてほしいと強い願いを言われました。

医師より二人きりになって話をしようと言われて、「真鍋さんの親だったら延命したいかしたくないか?私は自分の親だったら延命をする」と言われました。

延命を是が非でもすすめる医師😅

私の答えは、うちの親はその時にならないとわからないというので判断できないということ、そして、私は延命ではなく尊厳死派だということを伝え。

「先生と私の死生観はあいません。わたしは、延命治療をすると苦しいとわかっている患者さんをみて、そうさせたくないと心で思っても、それでも家族が延命を望むなら、その支援をします。

私や先生が ではなく、患者さんや家族が望むことを精一杯するのが私たち医療職の役目だと思うのです」とお伝えしました。

数日私に顔を合わせてもくれず😅

数日後に、先生が

「よく考えたらそうだね、自分たちは患者さんのためにこの仕事に就いていて、自分は間違っていた」とおっしゃってくれました。

それから、いつでも先生を呼んだら、来てくれて何人もの方を一緒に命を見送ってきました。

医師も私たち看護師も病院で命を助ける仕事としてやってきて、自然に看取るということの経験がないときは、とても勇気がいりました。

先生も、はじめは餓死させるみたいで嫌だと私の耳元で言っていましたが、

その後、看取りを長年経験していき、点滴をしなくても身体が枯れていくほうが楽になること、人の温かさの中で、自然と看取りをする大切さがわかって来た時、不必要な医療はいらないと確信しました。

変わることを抵抗するのではなく、何のためにをしっかり擦り合わせて歩んできた先生との日々、今はとても懐かしい。

経験が人を変える★

これからも、まだまだ経験していきたいです!!