【延期になりましたPLS看取り&食支援セミナー】

一緒に看取りの食事支援について学び語り合いませんか?

2023年2月19日(日)開催!!
13:30〜16:30
小倉神理会館にて★

食を通して人生最期まで自分らしくを叶える「サポートが出来る街づくり」北九州より日本全体へ発信!!

全国で有名な牧野日和先生とわたくし眞鍋がいろんな看取りの食支援について事例を出していき、二部では参加者で交流、意見交換!!

参加対象者は一般の方、医療従事者、介護や福祉関係の方どなたでも!!

①リアルで現場参加↓申し込み

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②動画発信オンデマンド一ヶ月↓申し込み

https://ochimizuyousuke.stores.jp/items/639c8b736b87c326b2aaaea3

動画発信オンデマンドは、
日和先生の最新の!特別な話も追加であります!!

皆さんで人生会議しましょう❤️

【高齢者施設コロナクラスター体験】

本当に今回のオミクロン株BA.5は大変でした💦

お陰様で皆さま入院や重症にはならず、法人全体皆さんのがんばり、そして協力してくださった医師や薬剤師、歯科医師…本当に感謝❤️

特に特養では寝たきりの方や認知症の方もいらっしゃる中、食堂ホールでの発生💦どこから侵入かは不明。

レッドゾーンは2階食堂ホールに利用者まとめてセッティング。

発症前に関わっていたスタッフも喉の痛みがある等少しの異変でもスタッフや利用者に感染させるおそれあるので帰宅待機。嘱託医医院外来にてPCR受けてもらう。
関わっているスタッフ抗原検査しながらの出勤。検査キッド変わるたびに説明、情報ツールSlackにあげる。
※やっぱり情報ツールはタイムリーに必要便利!

嘱託医が保健所に協力し地域でコロナ対応しているので、頼もしく利用者「ラゲブリオ」早めに投与開始。薬剤師さんも連携して協力的に動いてくれました。

もしもの場合の早めに医師の指示でHOT酸素業者に連絡し準備、ラクテックG点滴も医務室で購入準備。
夜間吸引できる介護スタッフの配置、レッドゾーン担当固定ローテーション
看護師も2名レッド入る人決定。チーム作り。
※吸引できる介護スタッフがいるのでみれた。

法人全体へホームページ、協会対応は理事長。保健所届出は養護施設長。

私は全体把握して医療的な司令塔
利用者とスタッフ管理、抗原検査、医師や薬剤師との連携、トップを含め事務長達との連携、家族説明定期的に。
保健所とのやりとり。

発生時医師より、もしもの時は病院も受け入れ難しく搬送困難と考え、施設内で嘱託医である自分が施設と一緒に覚悟持ってやった方が良いと(頼もしい)

私がそれを家族に説明していき、医師の説明が良い場合説明お願いしますと段取り。

家族への説明時
①担当医師と連携を密にとり施設に任せてもらえるか
そして、②ラゲブリオの投与の承諾、③もしものDNARの確認をしていきました。(家族皆さんよくお任せするとのことで)

薬剤師さん、ラゲブリオを医師と連携しもってきてくださり、カロナール、アルコール製剤、抗原検査キッド等の手配。
歯科医はオーラルピース100人分(スタッフも入れて)メッセージ付きでプレゼント。スタッフも使用。
感染、誤嚥性肺炎二次障害予防。
レッドオーラルPeace+スポンジブラシ使い捨て。
グリーンは利用者の口腔ケアセットは混ぜると×と副主任介護士と判断し、個別にお部屋にセッティング。

感染物品は事務所へ依頼。とにかく物品はたくさん準備してくれ感謝!廊下の透明な仕切りは動きが見えてよい。
途中事務長や理事長が透明のテーブルクロスを買ってきて増やしてくれ…

グリーンゾーンへは法人内からの手助け(食事介助)は、グループホーム、栄養士、養護より固定人物感染に気をつけ協力(事務長調整)

栄養は食事形態変え、途中で食事全量より高カロリーの栄養ゼリーと水分ゼリー提供。途中より利用者ごとにお粥など状態をみて変更。高齢者は状態に合わせて食べられるものを提供。少しでも食べられるように。
ポカリゼリー、os1ゼリー。
水分提供注意。
清拭等は使い捨てのもので対応。

レッド、バイタル水分や食事摂取、排泄のチェックで体調見ていき、点滴必要と判断すれば医師に補液相談し施行。血圧は異常や体調不良の人のみ、主に熱とspo2低下、呼吸音、痰の絡み、肺雑音ナースチェック。

抗原検査は陽性になった方に関わった方、体調不良者を見ながら施行決め。

レッドやグレーのところにリーダー格が配置で動いていたので、グリーンのリーダー不在で体制取れず、日勤勤務の二人をリーダーへ任命。任せて活躍、感謝!

その都度の任せ方、役割分担、動きなどは情報ツールスラックに一日一回はあげ動きの見える化に努める。

新人の防護具の付け方チェック。

コロナになったといえばすぐマニュアル見て頭に入れたり学んで実践と思うが全員容易には出来なかった。
(何かあれば一旦立ち止まり、マニュアル確認とか学びの日頃のクセを変えるように今後教育していく)
もっと小出しにわかりやすくシンプルに提示必要。

保健所は医師からの発症届があったら派遣のナースが利用者一人10分〜15分聴き取りの電話があったため、こちらも答える時間がないことを伝え、一覧表があれば入力すると提出することにした。今後の課題として伝える。

記録はほのぼのnextを見ながら状態把握。医師にもまとめて、数名プリントして渡したり、PDFにしてメールで発信。
Excelに発症別の利用者表、家族連絡先、連絡した日、ラゲフリオ投与承諾、DNARについてまとめ共有で見えるようにする。
毎日の動き、情報ツールSlack発信。
コロナチャンネル、特養チャンネル、法人全体のチャンネル。対象者別に発信。

勤務は利用者の状態全体の動きを見て、主任介護士と調整。レッドゾーンスタッフはご家族と一緒に住んでいる方は万が一を考えホテル住まい。事務長手配。

最後の陽性者発覚より、3日後抗原検査マイナスで解除計画。
日々の居室移動計画を実施。
これがまた大変でした。

やはりコロナに罹患するとその後の栄養状態、運動活動、気力低下フレイルによる障害に注意が必要!!

数日間のトータルで水分少ないかな?と思う方は、躊躇せず医師と相談し点滴をしていく必要あり。

色々と綴りましたが、全国で高齢者施設でまだ大変な思いをしておられる方がまだまいます。先日も全国の施設ナースとのオンラインフリートークで

何せ救急の受け入れ先がない、施設にいても医師の協力が得れないとかいう話を聞くと心が痛いばかりか…憤り感じます。

とりあえず、感染症は今後なくなることはないので、きちんと施設の医療的なルール作らないと…
施設は看取りDNAR、救急搬送課題山積み、心ある人とともに何か作り上げたいと思います。

【施設看護師のコロナに関するフリートークzoom】

全国高齢者施設看護師会で、安部満さんとコンビを組み代表の一ノ瀬孝さんに相談し、コロナに関するトーク開催しました!

参加者は特養、老健、有料老人ホーム、デイサービス、保健所でのサポートナースその他様々。

参加者がきちんと意見できるように安部ナースが配慮、ありがたかったです。

コロナクラスターになっている施設のナースの参加が多く、壮絶な状況で戦っており、本当に皆さん頑張っていました。

基本、そこの自治体や保健所、施設の規模ややり方によって相違があると感じました。

質問として

*陽性者の自宅療養期間が10日間から7日間へ短くなった場合、復帰後どのように皆さんのところはされるか?陰性証明の件は?

…それぞれの職員陽性者が復帰された事例を話されました。10日間すぎて保健所の指示の上出勤。マスクやフェイスシールドまたはゴーグルをつけて仕事されているところ等々。

私的には高齢者で基礎疾患を持たれている方がいる現場。10日目が7日目になっても感染するリスクはある。そこを基準に考えることは大切。きちんとうつさない対策をしての勤務。直接介助しないような仕事で出勤。それを踏まえてどのように出勤して働くか?

*自治体よりゾーニング指導をうけたが皆さんのところは?

自治体により指導の仕方が違っていたり、してないところもあった。ゾーニングの仕方はそれぞれの施設のやり方でも相違がある(施設の作りや人員配置、勤務体制…)

*かかりつけ医はコロナ対応についてしてくれたか?

コロナ対応親身にしてくれたところは、来てくれラゲブリオ等の投与。対応してくれなかった医師のところは本当に困った。保健所に相談して他の医師に来てもらった。看護師の立場として負担半端ない。

*救急搬送した事例について、または救急搬送出来なかった場合の事例

救急搬送したところは参加者の中でも多かったが、施設でみたところもある。救急搬送先がなく亡くなった事例もある。

*スタッフ陽性者が利用者陽性者の介護はOK?

自治体によっては人員不足のため、施設判断で任されやったところもある。

*コロナ罹患後のフレイル問題。日頃の健康管理、発熱の基準と対応

これは本当に重要。コロナ後食事が食べられないのが続いて痩せている、起きれなくなったなど。発熱だけでなく日頃からの健康管理の中からの気づきは大切。発熱とspo2低下や上気道症状が同時にあれば即隔離。無症状の方がいたら難しい現状。症状あっても抗原検査でマイナス続きもあった。

*PPEの指導についてはどうやってる?その場でレッドの方に指導。全員に指導するのは課題。動画、マニュアル、写真で提示。

本当に、全国自治体により対応の相違があるし、施設形態、施設の作りによっても対応方法が変わる。

私自身は、いろんな国の基準やわからない方が決めた基準(例えば社会的に機能しないといけないので緩和している部分もありつつ)はあるも、どうやったら感染しないか?うつるのかの基本に立ち返ることの大切さを感じています。

そこそこの基準は自治体、保健所、施設法人で決められるが、感染症の基本根拠は捉えておきたいですよね。そこがわかっていたらゾーニングの仕方は様々でよいと思っています。

陰性証明は基本ノーとされていること。 それで医療機関パンクしている。PCRは陽性者が10日過ぎても全くひっかからないとは言えない。(感染力なくても)

PCR検査や抗原検査は安心材料としてあるが完璧ではないこと。

うちの施設もやっていますが、熱が出ても抗原ひっかからず、三日目で反応でた事例も多く、それまで症状があれば隔離は必須。

基本とどう折り合いをつけて、自施設の対応を決めるか?

最後の皆さんの感想は基準やマニュアルの作成は急務と感じていること。

介護現場では人員不足になるなか、私たち介護現場においてまだまだ気が緩められない現実。でも前向きなナースさんたちに心が救われました。ありがとうございます❤️

実際、医師が常駐していない中協力医(配置医)がコロナが発生したら診てくれないところもある。そして救急搬送出来なくって施設で命を看取った事例も。

医療機関から医師から見放された利用者、そして命を守るために必死だった看護師施設側…

たくさんいます。

看護師って偉大だけど、ちっぽけだな無力だなと思う瞬間が多々あります。

悔しいです。本当に。

高齢者施設側のナースの発言は中々外に出ないし、でも皆さんの葛藤や気持ち、そして前向きに動こうとされている姿、利用者や施設を守ろうとしているナース。現状を世の中にオープンにしなければ施設の医療問題は解決できない。このまま泣き寝入りするのは嫌だなと正直思いました。

また、色々とやっていこうと思います。

感想ではマニュアル整備をしたいと言われている方が多かったです。

参考に  クリック

https://ochimizuyousuke.stores.jp/items/62e8ba895ff4230616d78f72

【施設看護師のコロナに関するフリートークzoom】

全国高齢者施設看護師会で、代表一ノ瀬さんに声かけて、コロナに関するトーク開催!安部満ナース司会進行!

参加者は特養、老健、有料老人ホーム、デイサービス、保健所でのサポートナースその他様々。

参加者がきちんと意見できるように安部満ナースが配慮。

コロナクラスターになっている施設のナースの参加が多く、壮絶な状況で戦っており、本当に皆さん頑張っています。

質問として

*陽性者の自宅療養期間が10日間から7日間へ短くなった場合、復帰後どのように皆さんのところはされるか?陰性証明の件は?皆さんの施設での経験談をシェア。

*自治体よりゾーニング指導をうけたが皆さんのところは?自治体によってやっているところとしていないところがある。各施設の事例を聞く。北九州はゾーニング指導ないなぁ…

*かかりつけ医はコロナ対応についてしてくれたか?してくれなかったところも多い現状。ここ大きな社会的問題と思います!!

*救急搬送した事例について、または救急搬送出来なかった場合の事例。搬送出来たところはあるが出来なかったところもあり、とても大変な思いをされている。

*スタッフ陽性者が利用者陽性者の介護はOK?自治体としては施設任せて判断をと言われ実行したところもあり。現場の人員不足は半端なかったなど。

*コロナ罹患後のフレイル問題。ここがとても問題!コロナ後の食事が入らなかったり、認知症が進んだり、活動ができなくなったり。

日頃の健康管理、発熱の基準と対応。ここが大切。いつもと違うな?をキャッチし早期に発見。発熱とspo2低下…早めに隔離して拡大防止出来た施設も。(無症状の方もいるので難しい現実も目の当たりに)

*PPEの指導についてはどうやってる?それぞれ現場指導しているところと動画を見てもらうマニュアル見てもらうなど。工夫がもっと必要。

など多岐にわたりました。

全国自治体により対応の相違があるし、施設形態、施設の作りによっても対応方法が変わる。

コメンテーターの役割だった私は基本に立ち返ることの大切さを伝える。

そこそこの基準は自治体、保健所、施設法人で決められるが、感染症の基本根拠は捉えておきたいこと。

例えば陽性者の職員の自宅療養期間が短くなり出勤しても施設では高齢で基礎疾患を持っている方がいるので感染するリスクはある。それを踏まえてどの

ように出勤して働くか?

陰性証明は基本ノーとされていること。

検査は安心材料としてあるが完璧ではないこと。

基本とどう折り合いをつけて、自施設の対応を決めるか?

最後の皆さんの感想は基準やマニュアルの作成は急務と感じていること。

介護現場では人員不足になるなか、私たち介護現場においてまだまだ気が緩められない現実。でも前向きなナースたちに心が救われました。

実際、医師が常駐していない中、協力医(配置医)がコロナが発生したら診てくれないところもある。

そして救急搬送出来なくって施設で命を看取った事例も。

医療機関から医師から見放された利用者、そして命を守るために必死だった看護師施設側…

たくさんいます。

看護師って偉大だけど、ちっぽけだな無力だなと思う瞬間が多々あるんです。

高齢者施設側のナースの発言は中々外に出ないし、でも皆さんの葛藤や気持ち、そして前向きに動こうとされている姿、利用者や施設を守ろうとしているナース。

現状を世の中にオープンにしなければ施設の医療問題は解決できない。このまま泣き寝入りするのは嫌だなと思った。

自分ができることやっていこう。

高齢者施設のコロナBCPマニュアル作りました。下クリック

ここから購入できます。

https://ochimizuyousuke.stores.jp/items/62e8ba895ff4230616d78f72

https://youtu.be/NPFah5-YBdA

【医師として看護師として、その前に人として】

一人暮らしの時期から支えてくれていた医師とともに…
昨日も心不全の方のお看取りをしました。

利用者のAさんは担当の在宅医の先生が大好きで、先生が往診に来ると知ればいつもお化粧をして…
私どもの施設に入る前から、一人暮らしを支えてくださっていた先生。

この2年間入所後はご本人や御家族は最期は病院ではなく施設でと強く望まれていたので、何かあるごとにヨゼフで往診治療をして調整してきました。

心不全や腎不全末期の方で、
呼吸状態、浮腫の状態の観察、体重管理しながら、利尿剤の調整も細かく薬剤師とも連携し、1月から在宅酸素は外せなくなっていました。

ふと数日前に気になって土曜日の往診の時にはお看取りの判断が必要か?ヨゼフでいいかともう一度最終決定しようと娘さんにも連絡していたところ…

まさかの心不全憎悪、肺炎合併による突然の苦しみ。
夜間オンコールの看護師から早朝連絡。担当医と相談し本人に確認し救急搬送せざる得ず…もう此処に帰って来れないかも知れない。

基幹病院へ救急搬送し検査結果はやはり肺炎。co2が身体に溜まり、人工呼吸器をしないと助からないということ。

ご家族は呼吸器はしない選択を選び、病院は治療の必要がないなら別のところへと救急医から言われ、

ならば施設に連れて帰ろう。

施設で大好きな先生にみてもらうことが本人の幸せだと家族そして施設、担当医と搬送先の病院から電話で心を揃える。

気持ちが一つになり、さて次の調整。

救急搬送できた意識がなく亡くなりそうなAさんを病院から施設へどう連れて帰るか?

介護タクシー会社に電話しまくる。「私は看護師です。責任持って同乗しますので」と言っても対応できないと断られ、最後はぴょんたくという民間救急会社へ。介護タクシーでお迎え大丈夫そう。よかった。

「ヨゼフに帰りますよ」
意識がなかったAさん。車の中で急に反応し始め動き出し驚いた。

施設の玄関ではケアマネ、相談員、看護師が準備して待機してくれてました。

連れて帰った後先生がまた駆けつけて、「ごめんね、病院救急搬送してごめんね、でも管につながれなくってよかった。ここ(ヨゼフ)に帰って来れてよかったね」とご本人に言ってくださいました。

先生は本人にも施設にも搬送したことを申し訳ないと言い私は
「必要な救急搬送だったと思います。うちの職員も家族も含め一旦基幹病院で難しいと判断され、皆んながヨゼフで最後を見る覚悟ができた。そのための必要な一手間、大切な時間でした」とお伝えしました。

その後施設に帰り意識が戻ったAさんとご家族とも対面。病院では意識がなかったのに喜ばれました。

酸素カニューレも点滴も自分で嫌がり外し(^_^;)本人に確認を取り中止。

身体の置き場がなく体を動かすときは横にいて話しかけて、トントンとすれば落ち着きウトウト。
起きたかと思えば「チリシ」というのでその都度ティッシュを渡しご自分で痰を出す。

エアーも肺に入っていない中ムクっとおき、最後までおトイレに座り、ゼリーも数口食べて、口腔ケア。
介護職員も一緒にその人らしさを支える。

セデーション効果を図るため、話し合いいつも服用している眠前薬を早めに服用。医師に報告。

低酸素でそろそろ昏睡に入り楽になるかなと思い離れた後に、最後は眠るようにスッと逝かれました。

担当医は1日に3回も来てくださいました。「一人で暮らしていた時から僕行ってたんです」と思い出話を語られ。

ケアマネ相談員看護師と一緒にエンゼルケアの時もずっとそばにいて、旅立ちの足袋を履かせてくださいました。私はお化粧担当。

また職員も沢山顔を観に来たので、先生が驚き「ここはすごいですね、皆さん温かくて幸せでしたねAさん」と言ってくださいました。

最後、意識朦朧としている時に、「●●先生がぶつかる!!」って2回ぐらい言われ、何を夢見ていたか?「大丈夫ですよ先生は」というと、ウンウンとうなづきやすまれ…

それくらい先生のことが大好きだったAさん。
心からご冥福をお祈りします。

桜の季節に

ふと、振り返ればこの時期(春)に命を全うされる方が多い気がします。

桜を見て季節を感じながらお看取り。

今年度施設でお看取りされた方や、現在も看取り期にいる方。

認知症末期の看取りで食事量が減り何度も説明していた方がいよいよとか…

皆さん本当に穏やかなのですが、なんだか寂しさでシミジミとしています。

今回音声で近況報告↓クリック

https://note.com/nabetetu/n/nd1cc998eb0f4

【科学的介護って?まず医療専門職のレベルアップが必要かな】

2021年介護保険改正で科学的介護って?VISIT・CHASE やLIFEって何?

なんて言葉が飛び交ってます。

https://is.gd/qv82y1

そろそろちゃんと本質見てやっていこうっ、そのために見える化して評価していこうって感じですかね(笑)

分析して見える化★

人の命や暮らしを支えている私たち…いい加減、本質を見ずに考えずに業務に流される仕事をやめないといけない。

何のために仕事をしているのか?その先に苦しんでいる方がいるのではないか?

そして逆に能率が悪い。愚痴も出る。

しかし仕方がない。形がない。

福祉業界は、エビデンスに基づく「標準化」がされておらず、現場の職員が具体的なご利用者へのアプローチもわからぬまま、画一的な介護、業務の流れ的、見える現象への対応しか出来ていない。

何をしたら良いか?

答えばどこにあるか?と

本当に介護IT元年、大変ですが逆に上手くテクノロジー利用してしまえと思っています。

そもそも具体的な福祉現場にいる私たちがやっている日常的なケアとどう直結するのか?

そのケアの意味や仕方を徹底せずにバラバラでやっている私たちですから

私は高齢者施設で看護師していますが病院より難しい分野だと痛切に感じています。

しかーしとても面白いやりがいのある仕事とも思っています❤︎

利用者の笑顔とやりがいを感じているスタッフの顔を見ると楽しい✨

見える形になると楽しくなるんです。

私は介護の強みは【予防】にあると感じます。

しっかりなぜ食べられないのか?

なぜ便秘もしくは下痢になるのか?

なぜ肺炎になりやすいのか?

なぜ不眠になるのか?

医療は治療が目的。または症状を緩和するためのアプローチ。今ある現象に対しての対症療法的な役目が強い。

高齢者の誤嚥性肺炎の死亡率が多くなぜ肺炎?

肺炎になれば安静にし抗生剤を投与。

介護の世界では、なりやすい方は、日常でしっかり肺炎にならないためのケアをすることが必要で、じつは医療現場より多くの知識や技術が必要なんです★

身体の仕組み、老化や障害の特徴、個々の生活の環境、心のあり方等生活全般の総合的な判断が必要になりー。またそのケアを提供する環境も大切。

肺炎にならないために?

寝ている時にお口の中が汚ければそのバイ菌が混じった唾液(つば)が間違って気管から肺に入って肺炎になりやすい。

または胃から逆流してきたものがノドまできて肺に入ることも。

ならどうしたらいいか?

口の唾液のバイ菌をなくすために、

口腔ケアをしっかりしよう。

そのためにはどの道具を使って、どのタイミングでどのようにケアするのか?介護現場の方はしっかり口腔ケアが出来ているか?

(また、一概に言えず個々の利用者のお口の状況が違うんですよねー、歯や入れ歯の状況、障害の状況、またお口の中触るのも精神的にも左右される方がいる)

また、寝ている時の姿勢はどうだろう?枕はしっかり頭や首に当たっているか?アゴが挙がっていないか?

身体の仕組みとしてアゴが挙がっていたら身体の後ろにある食道や胃の方向ではなく、前の方にある気管や肺に入りやすくなる。

バイ菌混じりの唾液が肺に入りやすくなるんですねー。そこで炎症が起きて肺炎になる。

だから姿勢は大事。姿勢をしっかり考えてアプローチしよう。

顎をひいた感じのアプローチをしよう★そのためにはどんなポジショニングをする?知識や技術が必要になります。介護技術高めましょう★

対象となる方の状態を踏まえ、口腔ケアと姿勢ケアをしっかり意味がわかってアプローチ出来るとケアがうまくいく。

肺炎予防に繋がる。

それには医療的知識を解剖生理的にしくみをわかりやすく伝えるのが私たち専門職の役割。

病院から来てそのままの看護やリハを取り入れても✖️ダメですから。

本当はわからないことを伏せて介護現場のせいにしても✖️ダメ

私自身も病院時代にこういう知識を得てたわけでもなく、口腔ケアの大事さなんてわかんなかった人間(^_^;)

今もわからないことはわからない。

なら一緒にどうする?って、その中で学び形にしていくことが大切だと思います。

科学的根拠に基づいたケアの確立には医療専門職のレベルアップが必要だと痛切に感じます。

そのための補助的役割が今、介護保険改正で騒がれている【CHASE】だと私は解釈します。

CHASEは、自立支援・重度化防止の効果を最大化するために「科学的に裏付けられた介護」の実現を目指して、そのためのデータを集めることを目的とし、見える化を図っていく。

形がない介護に形をつけるツール

この肺炎予防一つとっても、口腔ケアや姿勢ケアその他を意味を理解してケアを丁寧にやっていく。

心と知識と技術を高める

いろんなバランスが必要とされますがどう解釈して取り組むか?

私たち介護現場のチームでのチャレンジはマダマダ続くー(^ ^)楽しもう!!

【こうなったら基礎に戻るー】

と、うちの特養では令和3年度は全員同じ視点(スモールレベル)で学び直そうと、何だか介護職員も看護師もワサワサしています(笑)

最近介護に形をつけようと、現場で気づきを発信していたり動いてたら、本当に前向きに素直に反応★

火がいろんなところでついて来た。

計画倒れにならないように、今計画をしっかり練っていく時期!!

令和元年から2年度はバタバタ落ち着かず、長年働いていた方々の定年退職続出、職員出産ブームスタッフ入れ替わりが多く大変でした。

職員が落ち着かないと取り組みができない(^◇^;)

またコロナ対策との生活様式も変わったりと大変でしたー。

そんな、いろんなピンチが沢山あったけど、上司を含め責任者やリーダー達が本当に皆んな協力体制で踏ん張って、ナース達も介護現場に本当によく入ってくれお互い様ができて来たと思う。

どんなに大変な時期でもみんなお互い様で「ありがとうございます」の言葉かけの連鎖だったし、本当にココいいわぁーと何度も思いました(笑)

看護師も定着。そして、介護職員も新しい職員も少しずつ慣れて来て4月新卒者就職そして夏前には育休終わるメンバーも復帰。

令和3年度基本からやる!!

一つ一つの手技も形をつけと新人の方ベテラン関係なくやろうと。

それぞれのお看取りはいつ来るかわからない。

目指すべきところは、今一瞬一瞬を大切にケアをしていくことと、私たち職員もやりがいがあるケアを目指す!!

教育としては基礎編!!

たとえば、口腔ケア委員は歯科医の濱口先生巻き込み、プログラム作ってスポンジブラシの使い方、歯ブラシの使い方、保存の仕方等々の基本的なところから口腔ケア委員で動く。パートの方は個人指導ーこちらの要望に気持ちよく答えてくれる先生✨助かります!!

排泄では、まず感染視点から突入ー。ESBL等誰が持っているかわからない。感染予防の視点でしっかりエプロンと手袋使用。

そして、陰部洗浄ボトルは感染源になるので個別はもちろんのことですが手間が大変かかるので悩みどころで、アドバイザー指導あり、TENAウォッシュクリームをお試し中✨昨日排便後の利用者発見!!させて!!と使用してみたら、いつものジャバジャバ洗い流すより手間が省けるし綺麗になり、皮膚状態がめちゃよくなってるしー。

(スキントラブル中の方は治してから使用)何にしても準備が命!!

排泄ケアの物品の準備から手順から一つずつ形をつける。

ノーリフト委員は年間計画たてなおし、ご利用者への声のかけ方、まくらの入れ方、ご利用者の身体の触り方からそのスモールレベルで基本に戻ろうと!!

そこができていないで形だけでは✖️障害特性を知って行わなければ私たちの健常者同士で練習した動きの支援では応用できない。

田中義行さんの本を読み漁りマニュアルづくり✨

そして介護✖️ITほむさぽ✨

ビーブリッド、ウェルモさんの介入。委員会の立ち上げ。

ムリ、ムラ、ムダを省いていく、人対人のケアの充実を図るために必要!!

IT化に対してはタブレット本格的に使うために購入。まず全国的に使用が多いNDソフトウェアほのぼのシリーズを使い倒す!!

ウェルモさん経由でNDソフトウェアの方の介入。時間を見つけては、あーやこーやと介護も看護もやり方を模索し使ってみています(笑)

もちろん全て万能ではないので、使ってみてダメなものは他のものでとすみわけ必要。

介護保険改正にともないLIFE入ってきますので、とりあえずがんばります。

もちろんナース群も専門的な意味づけ大切!!勉強しアセスメント能力アップ、個別対応のすみわけをしようと現在リスト作成検討中。

とにかく出してみよう!!

利用者別に

褥瘡リスクリスト、筋拘縮リスト、

下剤使用者リスト、座薬使用者リスト、摘便者多いリスト、

既往歴別リスト、薬剤リスト….

データ大切!!

そこで改善前改善後をしていく。

いつも火をつけるのは得意なんですが、ともし続けるようにするには、私も丁寧に進めなければ。

動きをその時に合わせてコントロール。大切なところですよねー(^◇^;)

私自身の課題山積み。

現在のお看取りの方特養養護あわせて6名。

最後過ごす場所がここでよかったと思っていただけるように。

がんばります。

職場での看取り動画研修★その方を見つめるケアとは?

令和2年度の後期の看取り研修はコロナ禍で動画研修へ★

Slackコミュニケーションツールを用いた職場での動画研修が定番になってきました(笑)パワーポイントを作り、動画撮影をテイク8回目でようやく完成!!

特養でお看取りの研修は年間2回以上実施しなければなりません。

内容をどうしようかと悩んだのですが、コロナ禍でお看取りをしながら聖ヨゼフの園の看取りの歴史で原点に戻り。
看護師や栄養士とも話しあい、日々のケアの中での課題や個々を見つめたケアの充実をより一層するために事例をたくさんいれることにしました(^○^)

新しいスタッフも今年度は増えたので、今いらっしゃるご利用者様に視点を。出会った時から今の日々のケアが大事なこと。

お看取りの同意を得ながらも復活された方々の事例や今難病を抱えている方、病院で認知症で余命1週間と言われ今なおヨゼフで復活されている方。

[病気をしっかり捉えて支援をする。日々向かい合うことが大切ーー!!環境を整える大切な介護のお仕事♡]

【老衰】って何だろう?
最後の一瞬に好きなものを提供するのではなく、日々その方にとっての食の提供のあり方は?
環境を整える大切な私たちの役割★

[老衰で食べられなくなって、命の話をご家族にお話をした後、シュウマイが食べたいと言われたYさん。毎日毎食シュウマイ2〜3個ずつしか食べられず、命が消えつつあったのですが、シュウマイパワーで見事復活!!食事をしっかり食べられるようになり、車椅子も自走されておられます^_^]

また、食についこだわってしまうのですが、食べるのに興味がなく苦痛を味わったりする方も中にはいらっしゃる。

私が大好きなベストセラー作家の池田貴将さん。以前私に気づきをくださいました。
「真鍋さん僕は食に興味がなく、本が好きなんです。食べることで長らえる命があっても、最後は命が短くてもいい。本が側にあればいいと思っています」

[実際に池田さんとお話ししている写真★池田さんからの学びは人それぞれを見つめるキッカケになりました(^ ^)感謝です!]

その方にとっての生きるとは?
人それぞれなんですよね。食だけでない(笑)

昨年の末お亡くなりになったご利用者様。娘さんに食べられなくなっている現場を電話でお伝えする時に、つい何かお好きな食べ物はないかとお聞きしました。

その答えは、
昔から日々を卒なく規則正しく生きてきた母。食べ物に趣はありません。また着る物や旅行等娯楽にも興味を示す母ではございませんでした。
コロナ禍で職業柄中々面会に行けませんが、ヨゼフさんに入所前にキチンと母と向かい合い、身辺整理や気持ちの整理もしてまいりました。もうすぐ天に召されることを母は理解していると思います。そのままのヨゼフの皆さんのケアのあり方で十分感謝していると思います、ありがとうございますと。

じつは、友人の看護師のご紹介で繋がった縁でした。

今年度も施設の中で見送った命と、復活した命、日々お元気に過ごされている方々のたくさんの命と向かい合って日々私たちは過ごしています。
その命に感謝して、またその人らしさとは何かを問いながら、ワンチームとして支援していこうと心新たに思った時間でした♡

皆さんは最後の時間はどのように過ごしたいですか?

【異端児ナース発信!!コロナ対策★基本がわかれば暮らしが変わる】

全国コロナウイルス感染症流行。もう止まらない現状…

これがダメとかしないといけなくなるのは、人それぞれの認識の違いがあり感染予防を徹底できないから。

人のせいにしないで、自分はどうか?からはじめる。

みんなが感染予防の意味を理解し、基本的なことを徹底していけば感染を広げることを防止できる。

★それが出来ないのが一番問題なので、飲食店自粛、緊急事態宣言をしないといけなくなるのです★

飲食店が悪いわけではなく、食べる時にお互いマスクを外すことによって飛沫感染をする可能性が一番高いから。

★日常の中でその場面は、職場でも家庭でもありうるということ。自分ごと★

コロナウイルスから、目や鼻や口を保護する!!

①マスク着用

②手洗い.手指消毒(70%アルコール製剤)

③ソーシャルディスタンス1~2m距離を置く

④換気、空気の流れを作る

まず自分から~そして力を合わせよう✨

【コロナは飛沫・接触感染

目や鼻や口の粘膜より感染する】

飛沫で感染しないように、

場所が密集、密閉してなく人との距離があれば○

人数少なく空気の流れを作る○

食べる前に手指消毒○

周囲の人との距離を1~2mあける○

対面でない○

対面でもアクリル板使用○

換気をよくする○

大皿ではなく個別に小皿に初めから分けておく○

食べる時に大声を出したり笑ったりして飛沫しないようにする○

長い時間滞在しない○

そこを徹底する

ダメと言えば人間抵抗したくなる。ストレス溜まる。

ここをみんなで力を合わせてやればいいとプラス発信をやって、力を合わせてできないものだろうか?