2021年介護保険改正で科学的介護って?VISIT・CHASE やLIFEって何?
なんて言葉が飛び交ってます。
https://is.gd/qv82y1
そろそろちゃんと本質見てやっていこうっ、そのために見える化して評価していこうって感じですかね(笑)
分析して見える化★
人の命や暮らしを支えている私たち…いい加減、本質を見ずに考えずに業務に流される仕事をやめないといけない。
何のために仕事をしているのか?その先に苦しんでいる方がいるのではないか?
そして逆に能率が悪い。愚痴も出る。
しかし仕方がない。形がない。
福祉業界は、エビデンスに基づく「標準化」がされておらず、現場の職員が具体的なご利用者へのアプローチもわからぬまま、画一的な介護、業務の流れ的、見える現象への対応しか出来ていない。
何をしたら良いか?
答えばどこにあるか?と
本当に介護IT元年、大変ですが逆に上手くテクノロジー利用してしまえと思っています。
そもそも具体的な福祉現場にいる私たちがやっている日常的なケアとどう直結するのか?
そのケアの意味や仕方を徹底せずにバラバラでやっている私たちですから
私は高齢者施設で看護師していますが病院より難しい分野だと痛切に感じています。
しかーしとても面白いやりがいのある仕事とも思っています❤︎
利用者の笑顔とやりがいを感じているスタッフの顔を見ると楽しい✨
見える形になると楽しくなるんです。
私は介護の強みは【予防】にあると感じます。
しっかりなぜ食べられないのか?
なぜ便秘もしくは下痢になるのか?
なぜ肺炎になりやすいのか?
なぜ不眠になるのか?
医療は治療が目的。または症状を緩和するためのアプローチ。今ある現象に対しての対症療法的な役目が強い。
高齢者の誤嚥性肺炎の死亡率が多くなぜ肺炎?
肺炎になれば安静にし抗生剤を投与。
介護の世界では、なりやすい方は、日常でしっかり肺炎にならないためのケアをすることが必要で、じつは医療現場より多くの知識や技術が必要なんです★
身体の仕組み、老化や障害の特徴、個々の生活の環境、心のあり方等生活全般の総合的な判断が必要になりー。またそのケアを提供する環境も大切。
肺炎にならないために?
寝ている時にお口の中が汚ければそのバイ菌が混じった唾液(つば)が間違って気管から肺に入って肺炎になりやすい。
または胃から逆流してきたものがノドまできて肺に入ることも。
ならどうしたらいいか?
口の唾液のバイ菌をなくすために、
口腔ケアをしっかりしよう。
そのためにはどの道具を使って、どのタイミングでどのようにケアするのか?介護現場の方はしっかり口腔ケアが出来ているか?
(また、一概に言えず個々の利用者のお口の状況が違うんですよねー、歯や入れ歯の状況、障害の状況、またお口の中触るのも精神的にも左右される方がいる)
また、寝ている時の姿勢はどうだろう?枕はしっかり頭や首に当たっているか?アゴが挙がっていないか?
身体の仕組みとしてアゴが挙がっていたら身体の後ろにある食道や胃の方向ではなく、前の方にある気管や肺に入りやすくなる。
バイ菌混じりの唾液が肺に入りやすくなるんですねー。そこで炎症が起きて肺炎になる。
だから姿勢は大事。姿勢をしっかり考えてアプローチしよう。
顎をひいた感じのアプローチをしよう★そのためにはどんなポジショニングをする?知識や技術が必要になります。介護技術高めましょう★
対象となる方の状態を踏まえ、口腔ケアと姿勢ケアをしっかり意味がわかってアプローチ出来るとケアがうまくいく。
肺炎予防に繋がる。
それには医療的知識を解剖生理的にしくみをわかりやすく伝えるのが私たち専門職の役割。
病院から来てそのままの看護やリハを取り入れても✖️ダメですから。
本当はわからないことを伏せて介護現場のせいにしても✖️ダメ
私自身も病院時代にこういう知識を得てたわけでもなく、口腔ケアの大事さなんてわかんなかった人間(^_^;)
今もわからないことはわからない。
なら一緒にどうする?って、その中で学び形にしていくことが大切だと思います。
科学的根拠に基づいたケアの確立には医療専門職のレベルアップが必要だと痛切に感じます。
そのための補助的役割が今、介護保険改正で騒がれている【CHASE】だと私は解釈します。
CHASEは、自立支援・重度化防止の効果を最大化するために「科学的に裏付けられた介護」の実現を目指して、そのためのデータを集めることを目的とし、見える化を図っていく。
形がない介護に形をつけるツール
この肺炎予防一つとっても、口腔ケアや姿勢ケアその他を意味を理解してケアを丁寧にやっていく。
心と知識と技術を高める
いろんなバランスが必要とされますがどう解釈して取り組むか?
私たち介護現場のチームでのチャレンジはマダマダ続くー(^ ^)楽しもう!!