【そもそも施設の看護師って?】
ずっとしたかったこと。動き始めました✨
全国高齢者施設看護師会で、一ノ瀬代表と小谷さんと、病院でない施設看護師の動き方を全国でまわり話しながら、
「施設看護師が全国どこにいても繋がる安心の場をつくりたい。形を作りたい」
私たちは先陣切るために講師という立場で歩み出したけど、現場のただの施設看護師😝
今まで手探りで悩んで葛藤してきて。同じ気持ちを共有できる施設看護師で、楽しくやりがいがある仕事にしていきたいそう思ってきました。
昨日1回目zoom会議。
そこで何か形のあるものを作ろう、マニュアルをつくろう。一ノ瀬代表がグループで声を上げてくださいました✨
参加出来なかった方も今後次々参加していただき、良いものを作り上げていければいいなと思いました😊
東京、千葉、岩手、秋田、兵庫、大阪、福岡等々、1回目ご参加してくださった方に感謝✨
皆さんの意見を聞きながら、共通なものは、施設看護師になって、
病院と同じ動き方ではない生活の中の看護。本もない、何を参考にしていいかわからない。
生活看護ってなに?いろんな意見が出ました😊
その中でただのマニュアルや本ではなく、現場感にあったものが必要!!
その本を手に取って現場あるあるで悩みを解決したりするものが欲しい。
また、ベースとなる介護保険等法律的なこと基本的なことから、施設看護師がしていること、事例など色々知りたい。
みんなでとりあえず意見し合っていくことから❤️しようと、
毎月zoomで集まり、皆さんで掘り下げていくことに😊
テーマ終わった後コアメンバーで話し合い✨
【楽しく美味しく安全に
施設のナースの これを知ればなっ得〜水分補給編】
福岡の朝野施設長が大切にしている言葉をヒントに❤️展開!!
そこから最後は本にたどり着けばよいかなとー。
まぁ、このような感じで手探り感満載ですがきっといいものができると確信しました。
私たち、全国の熱い思いの看護師で、施設看護生活看護にチームで形をつけていきます★
【こんな話が出ました↓】
施設看護メジャーになったらいい。
医務室の独特のやり方とまどった
施設看護自分が出来ること変えていければ
14年特養に勤めていた疲れた 看護学校で教員 学びなおし
施設看護師の地位が低い 悔しい
繋がり始めてできているところに参加できた
昔より施設看護 担うところが大きくなっている
前にいた方のルール
マニュアルない 看護師入れ替わり 参考になる本買ったりネットで調べた 何もなく・・・
何から手を付けていいかわからない
古いやり方根底にあって、新しいこと取り入れるの難しい
清潔不潔の概念に乏しい
感染委員長 浸透難しい
施設看護師の頑張りを形にして、しっかり統一したものてやっていけたら。
困っているけど楽しいからここにいる。マニュアル作りといても、皆でディスカッションしてみては。お困りごとに着目して解決していく。悩んでいることを出し合ってチーム作りからしても良いのでは。
アンケート、グーグルフォームが意外と簡単、こういうの使って皆さんの意見をすいあげてもいいかも?
施設看護 初めて入った時 右も左もわからない 指針がないの困った 横のつながりがなかった 知恵の玉手箱となれば。
役割いう言葉、響かない原因 病院と施設の看護の違い導入ポイント
困ったこういうのがあればいいよね 肉声があればいい!!
食事 記録についてなどテーマにして話し合い 参考書
施設において食事の大事なもの 共通のものをおさえてスタート
決まり事をはじめに伝えたうえで 話し合う
プチ勉強会をして 話し合う
訪問看護、施設看護に来た 医師がいない状況での看護師の判断 相談員ケアマネと共有抜けてしまいがち
施設の段取り戸惑った
介護の手技 経験値 やり方が違う 吸引の指導 普段の実務の中でしないといけない。指導看護師として経験しながら一緒に頑張ろうというの大切
法律わかっていない 加算 わからない 教えてくれる人いない
病院の看護と施設の看護 戸惑いがあった。施設で働く職種の方の役割わかっていない どういう動きをしているのかわからない
就職する時困った 生活看護って?
ICF学生習う
治すこと 治療のことしか習っていない
ききとりながら、さぐりながら、アセスメント
環境整備の大切さ、ナイチンゲールの意味がわかったのは施設。まさに
一番困っていること 多職種情報共有
方法並べて教えてくれるの
介護職の指導方法悩んでいて 見て盗め
業者 専門が教えてくれる
ユニ・チャーム クリニコ
介護士を看護師が教えるのもどうか?
介護職のプライド大切 介護職を教育という言葉はおかしい
共通の目標 ゴールは一緒
パッション
介護士 利用者さん視点
ミスを いつもできているのに…と話す
ナイチンゲール 施設看護
その方に何かできることはあるのか? 指名されるナース
マニュアルに 失敗談 経験談を入れる
施設看護とは? 食事排泄場面場面の言語化
(ケアの目的)
ケース事例を通して学んでもらう
1.健康増進2.疾病予防,3健康の回復4.苦痛の緩和
ナラティブ、失敗事例もあり
病気を治すためでなく 人生をさせるために 尊厳とは?ACP どういう生き方?サポートする
【生命と生活を支える視点】①食事②排泄③睡眠④移動⑤清潔⑥喜び
施設看護師身につけるスキル(安部バージョン)
Aさんの入所から看取りまでストーリー 食事の例
施設看護の言葉として 説明
①人の心を読む(観察力・記憶・会話力)②人の気持ちを動かす(ラポール形成・心理的誘導)③自分の状態を整える「セルフマネジメントスキル」(自律力/集中力・演出力)私のスタイルです。
特養 有料 老健 施設でも違う
本を書くことで重要なこと ①わかりやすさ②説得力③感情を揺さぶる④臨場感がある⑤共感される⑥そして行動させる。
働き始めの入り口 病院から施設 どうしたらいい・
生活の看護分析
多職種協同
法改正の視点
食事介助 介護福祉士技術違う どんな注意しているか?飲み込み観ています
モチベーション
楽しく美味しく安全に どう実現するのか?
健康管理ってなに?
【困難事例?スイッチ切り替え嬉しい出来事❤️】
見える化って大事!!
介護現場でどうしたらいいのか?と不安定な利用者様の対応に悩み疲弊し…そういうことありますよね。
在宅から入所された方が前頭葉の萎縮があり混乱して過ごされていました。
側頭葉の海馬はしっかりしているので記憶はできますし、よく物事理解できる。わかるからこそ混乱!!
前頭葉障害は感情のコントロールが難しく行動に出やすい。
わかってはいるけど、
大声で叫ばれたり、奇妙な行動も多くスタッフも毎日悩みながら接する。ゴールデンウィーク中すぐ入院は無理(^◇^;)
とりあえず緊急で動画作り発信。
動画で脳の病気の説明なぜ不安定になるのか?どうしたら落ち着かれるのか?環境を整えることの大切さ、家に帰って動画を撮り即Slack発信。説明の文章もSlackに載せる。
とりあえず前頭葉の障害の特徴を伝え、日課や行動のパターンを決め、感情に振り回されることなく私たちの対応を決める。
常同行動もご本人の好きなことも入れいいパターンに塗りかえてなど、文章でスタッフに伝わるか???
病気がそうさせてるのを理解するだけで気持ちの切り替えが少しでも出来たらいいなと、接し方や環境を整えるのが私たちのお仕事。
それを見た担当さんより
「どのように対応したら安全で安心して過ごせていただけるのか悩んでいました。スタッフ間で、病気を理解し環境を整え、入院までキチンと対応していきたいと思います。適切なアドバイスいただき、ありがとうございました」とLINE。
翌日話し合い。即チームで実施。
よっしゃ!!と
ゴールデンウイークで入院できなかったのがまたよかった。
覚悟を決め朝起きてからの過ごし方を決めていただく。
ご本人の強みに着目!!
他の利用者様と過ごせるようにしたり、好きな手作業(絵を描いたり、パズルしたり)を組み込む。
素晴らしいですねーとお話しすると、他の利用者様達が皆んなで褒め言葉のシャワー、ご本人様「恥ずかしいじゃないですかー」照れられ。
他の利用者様にも、Aさん入所して不安だったので一緒に声かけてくださったりありがとうございます!!嬉しいです!!
と言うと皆さん喜び会話が弾む。
プラスの言葉が本当にスタッフへも利用者へもめちゃくちゃ有効なので、私も嬉しく調子に乗りました(^o^)
スタッフもAさんへの声かけ方接し方を徹底。興奮時はそっと離れて見守る。不安定になるスイッチを入れないよう言葉かけも変わり、次第に興奮することがなくなってきている。
また副主任案で、お部屋もご本人に相談しながら整えてました。ベッドサイドにセンサーを置くと飛び越えようとして転倒するので、ホームセンターより人感チャイム購入したいと即動き行動。
ご本人には音がわからないように配慮しているのでタイミングよく防室し、笑顔で安心する声かけを徹底対応。夜間も不眠はまだあるものの落ち着いて過ごされておりホッ( ´ ▽ ` )
取り組みし出して3日目。だいぶん落ち着かれ、「このまま入院せずにここで過ごしていただくことが出来たら…」と担当スタッフが言ってこられました✨やった!!
そんなこんなで疲弊していたピンチを、一絞りしてチャンスへ切り替えることが出来てます✨
原因を知って、物的環境、人的環境を整えるのはとても大切だと私もすごく学びを得ました。利用者とスタッフに感謝❤︎
【医師として看護師として、その前に人として】
一人暮らしの時期から支えてくれていた医師とともに…
昨日も心不全の方のお看取りをしました。
利用者のAさんは担当の在宅医の先生が大好きで、先生が往診に来ると知ればいつもお化粧をして…
私どもの施設に入る前から、一人暮らしを支えてくださっていた先生。
この2年間入所後はご本人や御家族は最期は病院ではなく施設でと強く望まれていたので、何かあるごとにヨゼフで往診治療をして調整してきました。
心不全や腎不全末期の方で、
呼吸状態、浮腫の状態の観察、体重管理しながら、利尿剤の調整も細かく薬剤師とも連携し、1月から在宅酸素は外せなくなっていました。
ふと数日前に気になって土曜日の往診の時にはお看取りの判断が必要か?ヨゼフでいいかともう一度最終決定しようと娘さんにも連絡していたところ…
まさかの心不全憎悪、肺炎合併による突然の苦しみ。
夜間オンコールの看護師から早朝連絡。担当医と相談し本人に確認し救急搬送せざる得ず…もう此処に帰って来れないかも知れない。
基幹病院へ救急搬送し検査結果はやはり肺炎。co2が身体に溜まり、人工呼吸器をしないと助からないということ。
ご家族は呼吸器はしない選択を選び、病院は治療の必要がないなら別のところへと救急医から言われ、
ならば施設に連れて帰ろう。
施設で大好きな先生にみてもらうことが本人の幸せだと家族そして施設、担当医と搬送先の病院から電話で心を揃える。
気持ちが一つになり、さて次の調整。
救急搬送できた意識がなく亡くなりそうなAさんを病院から施設へどう連れて帰るか?
介護タクシー会社に電話しまくる。「私は看護師です。責任持って同乗しますので」と言っても対応できないと断られ、最後はぴょんたくという民間救急会社へ。介護タクシーでお迎え大丈夫そう。よかった。
「ヨゼフに帰りますよ」
意識がなかったAさん。車の中で急に反応し始め動き出し驚いた。
施設の玄関ではケアマネ、相談員、看護師が準備して待機してくれてました。
連れて帰った後先生がまた駆けつけて、「ごめんね、病院救急搬送してごめんね、でも管につながれなくってよかった。ここ(ヨゼフ)に帰って来れてよかったね」とご本人に言ってくださいました。
先生は本人にも施設にも搬送したことを申し訳ないと言い私は
「必要な救急搬送だったと思います。うちの職員も家族も含め一旦基幹病院で難しいと判断され、皆んながヨゼフで最後を見る覚悟ができた。そのための必要な一手間、大切な時間でした」とお伝えしました。
その後施設に帰り意識が戻ったAさんとご家族とも対面。病院では意識がなかったのに喜ばれました。
酸素カニューレも点滴も自分で嫌がり外し(^_^;)本人に確認を取り中止。
身体の置き場がなく体を動かすときは横にいて話しかけて、トントンとすれば落ち着きウトウト。
起きたかと思えば「チリシ」というのでその都度ティッシュを渡しご自分で痰を出す。
エアーも肺に入っていない中ムクっとおき、最後までおトイレに座り、ゼリーも数口食べて、口腔ケア。
介護職員も一緒にその人らしさを支える。
セデーション効果を図るため、話し合いいつも服用している眠前薬を早めに服用。医師に報告。
低酸素でそろそろ昏睡に入り楽になるかなと思い離れた後に、最後は眠るようにスッと逝かれました。
担当医は1日に3回も来てくださいました。「一人で暮らしていた時から僕行ってたんです」と思い出話を語られ。
ケアマネ相談員看護師と一緒にエンゼルケアの時もずっとそばにいて、旅立ちの足袋を履かせてくださいました。私はお化粧担当。
また職員も沢山顔を観に来たので、先生が驚き「ここはすごいですね、皆さん温かくて幸せでしたねAさん」と言ってくださいました。
最後、意識朦朧としている時に、「●●先生がぶつかる!!」って2回ぐらい言われ、何を夢見ていたか?「大丈夫ですよ先生は」というと、ウンウンとうなづきやすまれ…
それくらい先生のことが大好きだったAさん。
心からご冥福をお祈りします。
桜の季節に
ふと、振り返ればこの時期(春)に命を全うされる方が多い気がします。
桜を見て季節を感じながらお看取り。
今年度施設でお看取りされた方や、現在も看取り期にいる方。
認知症末期の看取りで食事量が減り何度も説明していた方がいよいよとか…
皆さん本当に穏やかなのですが、なんだか寂しさでシミジミとしています。
今回音声で近況報告↓クリック
【科学的介護って?まず医療専門職のレベルアップが必要かな】
2021年介護保険改正で科学的介護って?VISIT・CHASE やLIFEって何?
なんて言葉が飛び交ってます。
そろそろちゃんと本質見てやっていこうっ、そのために見える化して評価していこうって感じですかね(笑)
分析して見える化★
人の命や暮らしを支えている私たち…いい加減、本質を見ずに考えずに業務に流される仕事をやめないといけない。
何のために仕事をしているのか?その先に苦しんでいる方がいるのではないか?
そして逆に能率が悪い。愚痴も出る。
しかし仕方がない。形がない。
福祉業界は、エビデンスに基づく「標準化」がされておらず、現場の職員が具体的なご利用者へのアプローチもわからぬまま、画一的な介護、業務の流れ的、見える現象への対応しか出来ていない。
何をしたら良いか?
答えばどこにあるか?と
本当に介護IT元年、大変ですが逆に上手くテクノロジー利用してしまえと思っています。
そもそも具体的な福祉現場にいる私たちがやっている日常的なケアとどう直結するのか?
そのケアの意味や仕方を徹底せずにバラバラでやっている私たちですから
私は高齢者施設で看護師していますが病院より難しい分野だと痛切に感じています。
しかーしとても面白いやりがいのある仕事とも思っています❤︎
利用者の笑顔とやりがいを感じているスタッフの顔を見ると楽しい✨
見える形になると楽しくなるんです。
私は介護の強みは【予防】にあると感じます。
しっかりなぜ食べられないのか?
なぜ便秘もしくは下痢になるのか?
なぜ肺炎になりやすいのか?
なぜ不眠になるのか?
医療は治療が目的。または症状を緩和するためのアプローチ。今ある現象に対しての対症療法的な役目が強い。
高齢者の誤嚥性肺炎の死亡率が多くなぜ肺炎?
肺炎になれば安静にし抗生剤を投与。
介護の世界では、なりやすい方は、日常でしっかり肺炎にならないためのケアをすることが必要で、じつは医療現場より多くの知識や技術が必要なんです★
身体の仕組み、老化や障害の特徴、個々の生活の環境、心のあり方等生活全般の総合的な判断が必要になりー。またそのケアを提供する環境も大切。
肺炎にならないために?
寝ている時にお口の中が汚ければそのバイ菌が混じった唾液(つば)が間違って気管から肺に入って肺炎になりやすい。
または胃から逆流してきたものがノドまできて肺に入ることも。
ならどうしたらいいか?
口の唾液のバイ菌をなくすために、
口腔ケアをしっかりしよう。
そのためにはどの道具を使って、どのタイミングでどのようにケアするのか?介護現場の方はしっかり口腔ケアが出来ているか?
(また、一概に言えず個々の利用者のお口の状況が違うんですよねー、歯や入れ歯の状況、障害の状況、またお口の中触るのも精神的にも左右される方がいる)
また、寝ている時の姿勢はどうだろう?枕はしっかり頭や首に当たっているか?アゴが挙がっていないか?
身体の仕組みとしてアゴが挙がっていたら身体の後ろにある食道や胃の方向ではなく、前の方にある気管や肺に入りやすくなる。
バイ菌混じりの唾液が肺に入りやすくなるんですねー。そこで炎症が起きて肺炎になる。
だから姿勢は大事。姿勢をしっかり考えてアプローチしよう。
顎をひいた感じのアプローチをしよう★そのためにはどんなポジショニングをする?知識や技術が必要になります。介護技術高めましょう★
対象となる方の状態を踏まえ、口腔ケアと姿勢ケアをしっかり意味がわかってアプローチ出来るとケアがうまくいく。
肺炎予防に繋がる。
それには医療的知識を解剖生理的にしくみをわかりやすく伝えるのが私たち専門職の役割。
病院から来てそのままの看護やリハを取り入れても✖️ダメですから。
本当はわからないことを伏せて介護現場のせいにしても✖️ダメ
私自身も病院時代にこういう知識を得てたわけでもなく、口腔ケアの大事さなんてわかんなかった人間(^_^;)
今もわからないことはわからない。
なら一緒にどうする?って、その中で学び形にしていくことが大切だと思います。
科学的根拠に基づいたケアの確立には医療専門職のレベルアップが必要だと痛切に感じます。
そのための補助的役割が今、介護保険改正で騒がれている【CHASE】だと私は解釈します。
CHASEは、自立支援・重度化防止の効果を最大化するために「科学的に裏付けられた介護」の実現を目指して、そのためのデータを集めることを目的とし、見える化を図っていく。
形がない介護に形をつけるツール
この肺炎予防一つとっても、口腔ケアや姿勢ケアその他を意味を理解してケアを丁寧にやっていく。
心と知識と技術を高める
いろんなバランスが必要とされますがどう解釈して取り組むか?
私たち介護現場のチームでのチャレンジはマダマダ続くー(^ ^)楽しもう!!
【こうなったら基礎に戻るー】
と、うちの特養では令和3年度は全員同じ視点(スモールレベル)で学び直そうと、何だか介護職員も看護師もワサワサしています(笑)
最近介護に形をつけようと、現場で気づきを発信していたり動いてたら、本当に前向きに素直に反応★
火がいろんなところでついて来た。
計画倒れにならないように、今計画をしっかり練っていく時期!!
令和元年から2年度はバタバタ落ち着かず、長年働いていた方々の定年退職続出、職員出産ブームスタッフ入れ替わりが多く大変でした。
職員が落ち着かないと取り組みができない(^◇^;)
またコロナ対策との生活様式も変わったりと大変でしたー。
そんな、いろんなピンチが沢山あったけど、上司を含め責任者やリーダー達が本当に皆んな協力体制で踏ん張って、ナース達も介護現場に本当によく入ってくれお互い様ができて来たと思う。
どんなに大変な時期でもみんなお互い様で「ありがとうございます」の言葉かけの連鎖だったし、本当にココいいわぁーと何度も思いました(笑)
看護師も定着。そして、介護職員も新しい職員も少しずつ慣れて来て4月新卒者就職そして夏前には育休終わるメンバーも復帰。
令和3年度基本からやる!!
一つ一つの手技も形をつけと新人の方ベテラン関係なくやろうと。
それぞれのお看取りはいつ来るかわからない。
目指すべきところは、今一瞬一瞬を大切にケアをしていくことと、私たち職員もやりがいがあるケアを目指す!!
教育としては基礎編!!
たとえば、口腔ケア委員は歯科医の濱口先生巻き込み、プログラム作ってスポンジブラシの使い方、歯ブラシの使い方、保存の仕方等々の基本的なところから口腔ケア委員で動く。パートの方は個人指導ーこちらの要望に気持ちよく答えてくれる先生✨助かります!!
排泄では、まず感染視点から突入ー。ESBL等誰が持っているかわからない。感染予防の視点でしっかりエプロンと手袋使用。
そして、陰部洗浄ボトルは感染源になるので個別はもちろんのことですが手間が大変かかるので悩みどころで、アドバイザー指導あり、TENAウォッシュクリームをお試し中✨昨日排便後の利用者発見!!させて!!と使用してみたら、いつものジャバジャバ洗い流すより手間が省けるし綺麗になり、皮膚状態がめちゃよくなってるしー。
(スキントラブル中の方は治してから使用)何にしても準備が命!!
排泄ケアの物品の準備から手順から一つずつ形をつける。
ノーリフト委員は年間計画たてなおし、ご利用者への声のかけ方、まくらの入れ方、ご利用者の身体の触り方からそのスモールレベルで基本に戻ろうと!!
そこができていないで形だけでは✖️障害特性を知って行わなければ私たちの健常者同士で練習した動きの支援では応用できない。
田中義行さんの本を読み漁りマニュアルづくり✨
そして介護✖️ITほむさぽ✨
ビーブリッド、ウェルモさんの介入。委員会の立ち上げ。
ムリ、ムラ、ムダを省いていく、人対人のケアの充実を図るために必要!!
IT化に対してはタブレット本格的に使うために購入。まず全国的に使用が多いNDソフトウェアほのぼのシリーズを使い倒す!!
ウェルモさん経由でNDソフトウェアの方の介入。時間を見つけては、あーやこーやと介護も看護もやり方を模索し使ってみています(笑)
もちろん全て万能ではないので、使ってみてダメなものは他のものでとすみわけ必要。
介護保険改正にともないLIFE入ってきますので、とりあえずがんばります。
もちろんナース群も専門的な意味づけ大切!!勉強しアセスメント能力アップ、個別対応のすみわけをしようと現在リスト作成検討中。
とにかく出してみよう!!
利用者別に
褥瘡リスクリスト、筋拘縮リスト、
下剤使用者リスト、座薬使用者リスト、摘便者多いリスト、
既往歴別リスト、薬剤リスト….
データ大切!!
そこで改善前改善後をしていく。
いつも火をつけるのは得意なんですが、ともし続けるようにするには、私も丁寧に進めなければ。
動きをその時に合わせてコントロール。大切なところですよねー(^◇^;)
私自身の課題山積み。
現在のお看取りの方特養養護あわせて6名。
最後過ごす場所がここでよかったと思っていただけるように。
がんばります。
職場での看取り動画研修★その方を見つめるケアとは?
令和2年度の後期の看取り研修はコロナ禍で動画研修へ★
Slackコミュニケーションツールを用いた職場での動画研修が定番になってきました(笑)パワーポイントを作り、動画撮影をテイク8回目でようやく完成!!
特養でお看取りの研修は年間2回以上実施しなければなりません。
内容をどうしようかと悩んだのですが、コロナ禍でお看取りをしながら聖ヨゼフの園の看取りの歴史で原点に戻り。
看護師や栄養士とも話しあい、日々のケアの中での課題や個々を見つめたケアの充実をより一層するために事例をたくさんいれることにしました(^○^)
新しいスタッフも今年度は増えたので、今いらっしゃるご利用者様に視点を。出会った時から今の日々のケアが大事なこと。
お看取りの同意を得ながらも復活された方々の事例や今難病を抱えている方、病院で認知症で余命1週間と言われ今なおヨゼフで復活されている方。
【老衰】って何だろう?
最後の一瞬に好きなものを提供するのではなく、日々その方にとっての食の提供のあり方は?
環境を整える大切な私たちの役割★
また、食についこだわってしまうのですが、食べるのに興味がなく苦痛を味わったりする方も中にはいらっしゃる。
私が大好きなベストセラー作家の池田貴将さん。以前私に気づきをくださいました。
「真鍋さん僕は食に興味がなく、本が好きなんです。食べることで長らえる命があっても、最後は命が短くてもいい。本が側にあればいいと思っています」
その方にとっての生きるとは?
人それぞれなんですよね。食だけでない(笑)
昨年の末お亡くなりになったご利用者様。娘さんに食べられなくなっている現場を電話でお伝えする時に、つい何かお好きな食べ物はないかとお聞きしました。
その答えは、
昔から日々を卒なく規則正しく生きてきた母。食べ物に趣はありません。また着る物や旅行等娯楽にも興味を示す母ではございませんでした。
コロナ禍で職業柄中々面会に行けませんが、ヨゼフさんに入所前にキチンと母と向かい合い、身辺整理や気持ちの整理もしてまいりました。もうすぐ天に召されることを母は理解していると思います。そのままのヨゼフの皆さんのケアのあり方で十分感謝していると思います、ありがとうございますと。
じつは、友人の看護師のご紹介で繋がった縁でした。
今年度も施設の中で見送った命と、復活した命、日々お元気に過ごされている方々のたくさんの命と向かい合って日々私たちは過ごしています。
その命に感謝して、またその人らしさとは何かを問いながら、ワンチームとして支援していこうと心新たに思った時間でした♡
皆さんは最後の時間はどのように過ごしたいですか?
【異端児ナース発信!!コロナ対策★基本がわかれば暮らしが変わる】
全国コロナウイルス感染症流行。もう止まらない現状…
これがダメとかしないといけなくなるのは、人それぞれの認識の違いがあり感染予防を徹底できないから。
人のせいにしないで、自分はどうか?からはじめる。
みんなが感染予防の意味を理解し、基本的なことを徹底していけば感染を広げることを防止できる。
★それが出来ないのが一番問題なので、飲食店自粛、緊急事態宣言をしないといけなくなるのです★
飲食店が悪いわけではなく、食べる時にお互いマスクを外すことによって飛沫感染をする可能性が一番高いから。
★日常の中でその場面は、職場でも家庭でもありうるということ。自分ごと★
コロナウイルスから、目や鼻や口を保護する!!
①マスク着用
②手洗い.手指消毒(70%アルコール製剤)
③ソーシャルディスタンス1~2m距離を置く
④換気、空気の流れを作る
まず自分から~そして力を合わせよう✨
【コロナは飛沫・接触感染
目や鼻や口の粘膜より感染する】
飛沫で感染しないように、
場所が密集、密閉してなく人との距離があれば○
人数少なく空気の流れを作る○
食べる前に手指消毒○
周囲の人との距離を1~2mあける○
対面でない○
対面でもアクリル板使用○
換気をよくする○
大皿ではなく個別に小皿に初めから分けておく○
食べる時に大声を出したり笑ったりして飛沫しないようにする○
長い時間滞在しない○
そこを徹底する
ダメと言えば人間抵抗したくなる。ストレス溜まる。
ここをみんなで力を合わせてやればいいとプラス発信をやって、力を合わせてできないものだろうか?
【PLS落水洋介くん取り扱い説明セミナー】
落水さんの周りの方も必見!!
介護人材アドバイザーの知野良和さんとやっている【ぱじゃま倶楽部】
介護に形をつけて、やりがいのある仕事にしていければとはじめた「介護のハートに火をつける」も、もう8回目!!
下をクリック↓YouTubeへ
今回は、落水洋介さんの「PLS原発性側索硬化症」という難病を事例に、意味をきちんとわかって介護するということを知っていただければと開催^_^
今回、私の方が大変勉強になりました。感謝です♡
障害者の立場で彼に話をして欲しいと思ってたら、
知野さんより、「普通に本人に話してもらってもねー。自分たちがやっているのは形をつけることだからー」と喝を入れられ、いつもダメ押し感謝です(笑)
今まで私もそばにいながら掘り下げ自分に落とし込んでいなかったことに気づく(^◇^;)
田中義行さん、あすか歯科の濱口真臣先生、そして義肢工房ゆいさんに今まで接していただいたことを思い出しまとめ、取り入れて、ご本人と掛け合いで話していきました。
PLS原発性側索硬化症は、運動障害のみが侵されていく難病です。
手もうごなくなり、話せなくなり、寝たきりになる…
よく彼が言っていますが進行している状態を最近感じます。
でも、その現状を詳しく知って、
弱み(障害)を知り、また出来ること強みを知る。
落水さんのは一つの事例。
PLSという障害特性を知っての事例。
いろんな方を介護をしている私たちは、さまざまな方を対象にしています。その対象となる方を知って、合わせて支援することが大切。
どんな病気の特徴、症状があるのか?
これは医療の視点だけでなく、介護の視点でとても大切なことです。
田中義行さんの最後のコメントも、
相手を理解する、
どういう方が介護を受けているか?
相手を正しく理解することが大前提でやっている。
これ当たり前なんですよね。
皆さんできてますか?
そして、究極!
私は、
本音で言うと障害があろーとなかろうと関係ないと根本的には思ってます(笑)
その方自身がどうか?知る。
強みと弱みを知っていく。
自分自身。そしてお相手のことも。
それをチームでどうお互い様で生きて行くか?
私自身もいつも周りに助けられていきてます(^○^)
介護現場あるあるの一番の障害は!!
非常識なことをルーチンでお仕事を繰り返していることが大きな問題です。
はじめおかしいな?と抵抗感あっても、麻痺して動かないと日々過ごせない。そこで意見すると潰される。そうしないと世の中生きていけない。そんな方も多いはず。まぁ意見する根拠を自分自身自信持って話せないのが一番なんですけどね。
でも、その人生でいいんですかー?
私もはじめは自信はなかった。まぁ周りからずいぶん言われましたよ。また訳わからんこと言ってるしやってるって。失敗もしたりして、ほらっやらなきゃいいのに視線。
ただ自分自身腐りたくなかった。自分だけには嘘つきたくなかった。というか看護師って仕事をしてる自体にね。
自分自身も思いだけなら伝えきれず。形にする努力をするため勉強し実践しの繰り返し。失敗もしたし、周りからも色々言われましたし(^◇^;)
ただ、形にして行くとめちゃ楽しいんですよ。その先わぁー利用者さんが改善した、笑顔が出た、そしてスタッフも喜んでるーって。
結局チームでないと意味がない。
一歩踏み出して前に進むことが出来れば楽しいのに~と思います。
意味がわかれば介護って楽しくなる。実行して行くとやりがいになる!!
そんなぱじゃま倶楽部、
来年も毎月やっていきますのでよろしくお願いいたします✨