私は、17年前、介護施設に勤めはじめた時、医療の言葉をわかりやすく説明することがよく出来ませんでした。
施設では医師がいない分、医師とコンタクトをとって、ご家族に説明をしないといけない。
また、介護職員には今まで使っていた言葉が通じず、看護師だから偉そうに上から話すと言われ。
くだいても、くだいても砕ききれず(笑)相手がわかってくれないと人のせいにしていた生意気な私も時々いました。
でも現実
わかっているつもりでわかってなかったのは私💦
全部物事を知ってるかと言えば知らなかったし、言葉の使い方以前に、意味が詳しくわからないと説明できない。
そして、相手や環境を知って伝えることの大切さも学んできました。
その都度調べ、学ぶ。
仕事をしていて【知ること】は当然のこと。
そして、その言葉を大切に相手に理解していただくことで、安心感を感じてもらえたり、信頼関係もそこで得ていくんだと感じました。
知ることは自信にも繋がります😊
しかし!!
そんなふうに偉そうに言ってもですよ、わかってなかった自分に一年前ちのよしかずさんに出会いまた、気づいてしまったのです。
愚かな私。
介護現場での単語(言葉)の意味をしっかり理解しているかどうか?
久々頭をガツンと殴った方の登場!!
※渡辺哲弘さんが、一番初めに私の頭を殴りました(笑)
介護職の方も、
単語ひとつひとつをわかって使っているかといえば、出来ていない。
見よう見まねで業務を行っている現実。また、間違った呼び方もしている。
健側(けんそく)をけんがわと呼んでいたり、
入れ歯のことを、義歯(ぎし)というのですが、ぎばと読んだ方もいた。
また、急にADLは何?説明しなさいと言われて答えられますか?
日常生活動作
食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。
では、整容ってどんなこと?
移動ってどんなことを示すの?くだけは砕くほど奥深い!!
そして、なにより、
介護する側、
人それぞれの捉え方をされて、
介護を受ける側って、
どれだけのことよ?って思いません?
そこで、
一緒に学んだ松本翔太くんは、ちのさんの勉強から衝撃をうけ、
まず言葉を知ることからはじめたいと思い勉強会をはじめました。
わかりやすい言葉を使う。
単語ひとつに対し、読み方、意味、伝え方を学び、集まった方の事例もプラスにされていくとドンドン楽しくなっていきます😊
また、いろんな事業所間や業種間で学びも出たり、繋がりもできたりと楽しくなります。
何よりも楽しく会話できることが、仕事終わりに参加しても、次の日にまた頑張ろーってなるものです。
みなさんも是非参加されませんか?
北九州市内の事業所を巡りながら、二週間に一回集まっています(今のところは、第二、第四火曜日19時)
病みつきになりますよ😊
追伸
まだ、周りの方で認知症のことを認知と呼ぶことが多い現実に頭悩ませます。認知がすごいというと?
さて、どういう意味でしょう?