【自分らしく生き、長生きするコツ】

高齢者施設に勤めて17年経ちます😁

当初、いろんな不思議な高齢者との出会いが刺激的でした。

私は、検査データを見るのが好きで、高齢者の血液検査の結果をみていたら、腎機能が3倍悪い方でも普通に生活をしている😵ヘモグロビン3.0で貧血がひどいのに車椅子をガンガン自力で動かしている😲C Tで脳の萎縮がヒドくて梗塞の跡も沢山あり寝たきり脳なのに何故普通に動いておられるのか?

また、

ガンで、病院で痛みに耐えモルヒネを使ってたのに、退院して施設で一度も使わず穏やかに最期を迎えた方がいた。

ここは一体???介護現場では、沢山の不思議と直面した。

病院で余命1カ月と言われたガンの利用者様は、施設に戻ってこられて寝たきりではなく、起きれる時は起きていただき、普通にお風呂も入り。食べたいと一口好きな白菜のお浸しを召し上がれ、普通に生活するそんな日々で亡くなられた。

病院で沢山使っていたモルヒネは施設では、痛みを訴えず、一度も使用しなかった。

ご家族よりお礼の言葉で、

「病院のベッドの上で痛みに耐えるように過ごすより、皆さんと一緒の日常で過ごす幸せが、痛みを紛らわすことになりよかったと思います。ありがとうございます。」と言われた。

とても嬉しく、

でも道理はわかるけど、私は看護師なのでその身体の中でどんなことが起きているのかずっと不思議だった。

その後学んでいくとあることがわかった。そのガンの方は、脳内ホルモン、β(ベータ)エンドルフィンが出て痛みがなくなり、痛み止めの薬モルヒネを必要しなくなったということ。

β(ベータ)エンドルフィンは、

モルヒネよりも強い鎮痛、鎮静作用のあるホルモンで別名、脳内麻薬とも呼ばれ、モルヒネのおよそ6倍の鎮痛効果のある物質とも言われており、感動した時、嬉しい、ありがたいと思った時にも出るとのことです。

この方はありがたいと思って普通に過ごされた最期の日々は脳内物質がでて、苦痛から解放されていたんですね。

ということは、高齢者の好きなことをして、その人らしい生活を支えることで、体内にあるホルモンが左右していて、痛み苦痛をなくし長生きできるんだって解明★

また、エンドルフィンだけでなく、好きなことをしていたら、ドーパミンが出たり、沢山の良い体内のホルモンが出て身体にいい作用が出る。

その他、私たちも人間、日常で楽しいことを感じ出る瞬間は沢山あり、それを知ると面白い★

前回お伝えした、【いいとこ探し】もまさに、その根本は脳内ホルモンの作用。

自分が喜ぶこと、癒されること知っておくことで、まず自分が健康に。

そして、利用者様まわりの人々に対しても、リサーチしておくととてもよいなと思います★

ちょっと人から変わっている自己主張すると言われる方が、長生きするんでしょうね。

(利用者様すみません。褒め言葉です)

私はきっと、長生きすると思います。

とても変わっているから(笑)

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