(株)ONMUSUBI設立

2024年7月29日本日

看護(医療)と介護(福祉)の想いをつなぐ会社をはじめます!

高齢者が増え、支えるものが少なくなっている今

「もう間に合わない」

常にその気持ちがあり

高齢者施設の看護師である眞鍋哲子は、介護人材アドバイザーの知野吉和氏とともに会社をすることに決めました

やっと???と思われている方も多いと思いますが、日を選びました

※7月29日は「天赦日」と「一粒万倍日」・「母倉日」・「大安」が重なる最強開運日

外から見たら介護施設って?と自分の施設だけで何かをしようとしても難しいと思われます。

私たちを役立てていただける本気のご施設様しかお仕事しません。

しくみづくり、役割分担はキーワード

頑張っていきますので

よろしくお願いしたいと思います

【もう間に合わない、間に合っていない】

今回の介護と医療の報酬改定では、連携が重要視されています。

私なりの見解でいけば、強制的に医療介護連携しないといけないシステムになったなという感じです。

現状、高齢者施設では介護医療人材が少ない、まだ未発達な中、誤嚥性肺炎や尿路感染症、心不全の急性増悪でのご利用者の救急搬送が多く大変な感じです。

私どもの施設はそれがほとんどない。

正直施設で予防できるし、配置医の先生の協力で施設内で治療もでき、命も看取れるから

救急搬送の問題は、高齢者施設でのACPやDNARが十分整っていれば減ってくるが、出来ていない現実が、病院入院時に意思決定のプロセスを担うことが必須になっていってる。

これこそ病院の受け入れを更に大変なことにさせていく。入院手続きでやることが多すぎる。

そもそも高齢者施設でご利用者とご家族と信頼関係のもとACPをきちんとやるべきだ。(まぁ、それ以前のことなので北Q人生会議を一般市民とまた再開しようと思う)

高齢者施設側の医療と介護、看取り体制を整えなければゴテゴテな感じがします。

そもそも終の住処である特養でなぜ看取りが出来ないのか?

それは高齢者施設での医療のあり方がしっかり構築されていない。

経営者は医療従事者ではない、嘱託医は外部のものであり、看護師は医師の指示のもとに働いてきて高齢者施設に来たら責任が一気に任されるということになり…

健康管理?

施設在宅での医療体制はどうあるべきか?

看取り体制は?

そもそも

誰が教えてくれるのか?

私自身は約20年、施設の看護師として葛藤しながら、いろんな方の教えで学び実践しながら看取りの体制や施設内での医療体制、その先に介護で病気を予防できることまで見えてきました。

介護こそを充実すれば、二次障害が減らせる。

そもそも

誤嚥性肺炎や尿路感染症は私たちが作ってる病気だということを認識しないといけない。

このごろ、様々な一般の方、訪問看護や医師、高齢者福祉関係も含め高齢者や緩和ケアに関しての個人の問い合わせが増えています。

どこに行ったら、いい医療介護に辿り着けるのか?

医療側としては、介護施設って?どんなところ?患者さんをどこが救ってくれる?

介護関係からはどこが良い病院?

こういう状態の方はどこにいったらいい?

誰かいいケアマネや相談員はいない?

など

この混乱した医療介護業界を、介護現場で働きながら自分の身として感じ、より良い介護や医療の提供を行いながら

病院、在宅、施設、そして一般地域社会全体を俯瞰してみて、点と点を結ぶ役割をしないといけないと思い、努力を続けています。

そこで私が決断した答えは、7月に会社を立ち上げます。

(株)ONMUSUBI

看護(医療)と介護の想いを結ぶ会社

2024年7月29日設立予定

全国の講師業を続けていきながら、特に高齢者施設の介護医療を整えることから

※施設コンサルします!

お困りごとの点と点を結ぶことをいろんな有志の方、行政と繋がり役目を持っていきたいと思います。

まぁ、一人では何にも出来ないので介護人材アドバイザーの知野吉和先生が副代表として会社やっていきます✨

この世どうにかせねばという方や企業の方々繋がってくださればとても嬉しいです😆

これからの日本の人材不足はやはりDX化や外国人の人材をうまく活用することだと思いますし、もっとこの業界の課題を見える化する役目もします。

※巷ではコミュニティナースという部類に言われることが多いですが北九州福岡のためにも頑張ります✨

今後ともよろしくお願いいたします🤲

【リアルな資料提供していきます❤️】

とにかく全国的に施設看護師の皆さん悩まれている!!

離職が多い(>人<;)

施設の看護師をしていて、現場に沿った動き方マニュアルがない!皆さんの悩みを少しでも解決できればと

ヒント集作りました!!

期間限定の提供になります!!

施設看護師の1日の業務から、情報収集の仕方、入所時退院時の受け入れ時はどんなところに気をつけるか?入院時の病院への情報提供内容、医師との医務室の整備、利用者の観察方法(バイタル、排泄、食事、皮膚状態…)

多職種連携…

色々まとめてみました★

施設の設置基準に基づいて、整備するのが大切です!!

資料はWordで提供するので、それぞれの施設で自施設に当てはめて編集していってくださいね★

必須!!

特養と老健、特定施設で法律が違います!!

実際には、特養は診療の取り扱いがあり配置医の診療報酬が取れないものもあります。でも施設の中の業務の中で生産性も考えて、何に視点を置くか?

利用者も私たちスタッフのためにも経営者と医師と話し合いどの医療を整える必要があるか?

救急搬送しなくていいように、看取り体制、受診体制整えないと…安心して過ごせる場所にならないと

経営者様が知らないと動けないので、看護師楽にしてやってください!

実際に

わからないことがあれば

真鍋までご連絡ください♥️

↓ ここのnoteで提供!

https://note.com/nabetetu/n/nd022d81c5c48

【口腔ケアの取り組み】

制度改正になり
施設だけでなく居宅支援部門でも口腔ケアの大事さが伝わってきますねー

全国的に
【誤嚥性肺炎】での通院や
入院など悩まれているご施設様が多い(^_^;)

口腔ケアで歯周病菌を除去すれば、肺炎予防はもちろん全身の病気の予防になり、利用者の健康管理になる!

職員の受診入院の負担、時間や費用の削減にもつながるのですよね★

どうにかうちの特養では誤嚥性肺炎は予防できていても

ポジショニング次第でノドに食事水分が溜まりゴロゴロ言われる利用者様がおり

テーマはやっぱ姿勢ケアだなと思う日々です。

一人一人の技術!頼む!

制度改正を機に
法人内それぞれの事業所共有のもの(身体拘束などなど)は法人で指針を整えていく方向性、これだけ色々とあれば整理に追われますね。

しかし4月から来られた副施設長がとても頼もしく

私はやっぱりまず医務からだなと
協力医療機関との契約しなおしへ入っています。

【施設の医療的な整備と予防看護ケアの構築】

とにかく今年からバリバリ本格的に動きます宣言!

今回2024年の介護報酬、診療報酬改定では、高齢者が増えている現在医療と介護との連携強化がいわれています。

今の介護医療の業界ではあちこち連携が上手くいかず相手のせいにしていたり、今あることを業務的にこなせばいい的な感じで動いていることを多く感じます。

正直それぞれ、基幹病院、訪問診療や看護、在宅介護や施設系など点で課題山積みで混乱してますが、自分たちの視点だけで解決できることではありません。

昨年から真鍋はずっと考えてました。自分は何をしたいのか?何をすべきなのか?

正直、障害者支援分野には興味があり、夢を語り合ってきた落水洋介代表のサポートに専念することを考えました…がっ!!

せっかく施設看護師として実践してきたのだから、

高齢者施設分野からしっかり医療介護体制の基盤と連携の仕組みを作り整えることをしようと。

(6年後の制度改正には施設内の医療職(看護師)の評価が得られるように)

高齢者施設の医療や介護の現状を外に伝え知っていただきながら、得意な巻き込み力を活かし、施設を良くしたい!!

ある県の看護協会の職能Ⅱ (介護・福祉関係施設・在宅等領域)の方から連絡いただき相談あり、正直施設看護師は引きこもり状態…と。どうにかしたいがどうしたものかと

今まで、

施設経営者の方からは看護師の対応の仕方がわからない。外部医師との連携をどうしたら?

施設看護師からは多職種とうまくいかない。施設の看護の動き方がわからない。

介護職は看護師さんと連携できない。そもそも話を聞いてくれない。できないと決めつけられる。

外部の医師からは看護師は医師を頼りすぎ、もっと判断力をつけてほしい。

あー。

どれもそれぞれの立場に立てばわかるんですわ

生活の中の支援って、形がなさすぎるので不安定なんですよ。

今日は

全国高齢者施設看護師会の一ノ瀬代表とミーティングしながら

今年から本格的にいきましょうと

とりあえず本を出版したので、施設経営者、管理者、看護師、ケアマネ、介護職関係なく

“病院ではない”
介護と連携・協働して行う予防的看護ケア

オンラインセミナーから開始します!

4月23日火曜日一回目!

また業務改善セミナーもその後からシリーズ化でやっていきます✨

緊急時対応の仕方、医務室の整備など具体的な施設内の医療や予防的ケアの構築についてだけでなく

実際に現場で動けるように

排泄、食事、口腔ケア、姿勢ケア等など施設看護や介護について、仕組み化、具体的なアプローチ多職種協働の動き方。

施設内部を整備し明らかにすることで、外部の医療などから連携しやすいようにしていく。

そして全国高齢者施設の看護師と共にチームになり色んなことやりたいと考えています!!

病院でない施設看護師の専門性

執筆した本が出ました!!ここクリックしたら購入できます↓

【はじめに】
みなさんの高齢者施設の看護師のイメージってどんな感じでしょうか(笑)

介護業界の他職種からは、看護師は偉そうにしている、歩み寄るのが難しい等 マイナスに言われることもあって、私が「生活の場での看護師の動き方って習っていないのです。わからないことも多く私たちも手探りでやっているのです」と伝えると皆さん「うそでしょ?」と驚かれます。


約 20 年前私は高齢者施設に働き始めた時、施設には常勤の医師がいないこともあり、ご利用者の状態が悪化し緊急時に右も左もわからなく、とまどい混乱したことを思い出します。

施設の看護師って?他職種との感覚の違い、人間関係も難しい・・でも大好きな高齢者を守っていきたい。

いろんな葛藤をくりかえし、そして、経験をしていくうちに、病院と違う看護師としての役割がわかり、可能性が広がりやりがい に変わっていきました。


【私たち施設看護師こそが出来ることがある】


わが国では少子高齢化が進み、そして医療の高度化によって医療・介護ニーズが増えてきています。

そのため多様化・複雑化も進んでおり、治療・療養の場に係る制度等は、今までの病院完結型から地域 完結型へと急速に変わってきています。


医療福祉サービスの提供者にとっては、地域で暮らすその人を中心に支える視点も不可欠で、近年では看護師が果たす役割の拡大とともに、活躍する領域や場の多様化が進んでいることを感じています。

また同時に、施設や地域の枠を超えて療養を支え、そして最期まで誰もがその人らしい生活を送れるよ うに支援する専門職として、看護師への期待は大きいと信じています。

しかしその現状をしっかりとらえ、やりがいを持ち働いている方がどれくらいいるでしょうか?


現在、介護現場で働きながら全国で講師をさせていただき、同じように悩んでいる看護師の多さに圧倒しています。その中本当に頑張っている!

特にコロナ禍では、計り知れないくらい大変で命を守るために施設看護師たちは奮闘していました。

私も本当に孤独に思ったことは多々あり。全国で不安に思っている施設看護師たちが少しでも安心できるように、また一歩でも前に進めるようになれれば嬉しいなと思っています、看護師が現場を変える!!

また看護師との付き合い方に悩まれている方。多職種の方にも知っていただけるだけで、共通認識のもと仕事がやりやすくなるのでは?と思います(笑)


【私自身のことについて】
私は、地元北九州の看護学校を卒業し、最初は広島の病院に就職しました。

救急、OP 室、整形外科、 内科と経験し、命を助けるためになった看護師でしたが、延命の時代、病気が治らなくて苦しんで亡くな る患者さんとの出会いや、父を 54 歳で亡くし、生きるとは?死ぬとは何なのだろうと考えてきました。

その後、波乱万丈な人生。結婚して二人の子供を授かり、北九州にもどり離婚。母子家庭で子どもを育 てながら、老人保健施設、精神科デイ、精神科急性期病棟で勤めました。精神科医療も好きだったので すが、若い子供たちが病院に逃げ込んできて、その家庭環境を知るたびに、自分も子育てに自信がなく なり、子どもの学童保育の先生に相談したところ、高齢者施設に勤めたらと紹介されたのが特別養護老 人ホームでした。


小さなころから一緒に過ごしてきた、祖母は認知症で寝たきりになり特別養護老人ホームで最期を見送 りました。その時、命を施設で最後まで見送ることが出来るのはいいなと思っていたこともあり 2002 年 高齢者施設に転職しました。

しかし、高齢者施設に入ってまず驚いたのは、医師が施設にいないことの責任の重さでした。

また、介護職との意思疎通の困難。

ある時は、病院に利用者を救急で搬送した時、医師より、「施設から救急で よく来るけど、施設で看護師は何をしているのですか?どうにかしてくださいよ」と言われたことがあり、介 護現場の事情は病院側にはわからないことに悔しい思いをして泣いたこともありました。


その時、施設の看護師は病院の看護師よりスペシャリストと思っているとある方から言われました。

内科 や眼科や、整形外科、婦人科..生活の中でどの分野も観ないといけない。また 10 年先、高齢化時代が 来たときは、施設看護師の活躍する時代がきっとくる。そう信じて頑張ってと言われ…。その言葉を頼りに ずっとやってきたように思えます。


今は高齢者施設で生きるを支え、命を見届ける。死ぬ瞬間だけではなく、今生きているこの瞬間からそ の人らしく生きることを支えたいと強く思うようになりました。


動けない方が沢山います。身体が動けても心が伏せて動けない人、 身体自体が動かせない人、社会的に追いやられている人、動ける私たちは幸せです。

動けて幸せなはずなのに、それぞれの存在価値、地位を守り理由をつけ、人のせいにする人を見かける。 尚更、その言動が自分の地位や価値を下げているのに気がつかない。 動きたくても動けない人がたくさんいる自分は動ける


生きたくても生きられない人もいて、時間は同じなのに、本当にもったいない。 今まで経験した一つ一つの出来事が自分を人として看護師として成長させてくれました。 少しでもヒントになる出来事をひとりでも多くの方にお届けできたら幸いです。

【何をお届けしようと思っているか】


介護や看護についてお話をさせて頂くことも多くなり相談されることが多いことは、 「色々なセミナーで勉強するのですが、実際自分の職場(介護現場)にあてはめて実践できない。悩みも解決できない。毎日が堂々巡りなのです」という内容です。 私も同じく、日々介護現場で普通に働き、悩みつづけそして多職種チームで高齢者介護看護に携わっています。現場にいるからこそ伝えられる言葉がある。


「心×知識×経験(技術)」


現場からの率直な思いや悩みエピソードまたそれに対しての形を真鍋流にお届けします。


内容は、施設看護師とは?介護とは?施設看護師の動き方、基本をおさえる、法律をおさえる、組織論、 人材教育、多職種連携、メンタリング、看取りケア(ACP)、姿勢ケア、口腔ケア、食事、栄養、認知症、排 泄ケア、スキンケア(褥瘡)、感染予防、リスクマネージメント、介護×IT、地域共生、エンドレス・・・思いの まま(笑)


いろんな方々との出会いにより学ばせていただき本当に感謝しています。

出会ってくださったすべての方に感謝の思いをこめて、これからも共に頑張っていきます!!


★書籍案内★
【上巻】病院と施設看護の違い

【下巻】実践!!他職種と協働で取り組む
編集 一ノ瀬孝 山本恵 thanks!
2023 年 11 月 1 日発売

ここをクリック 購入ホーム↓

https://book.seikatsukango.info/book1/

全国高齢者施設看護師会 HP

書籍名(上下巻も明記)/お申込み者名及び職種/送付先/連絡先を送信下さい。

施設看護師だけではなく、介護医療の方の学びにもなると思われますので、よろしくお願いしますー!!

【白血病の方のお看取り】

最後は大好きなお風呂に入れてよかった

Aさん、今年に入り普通に定期採血をした時、白血球が2000台に下がっていることがわかり精密検査をして急性骨髄性白血病だと診断。

あと12カ月の命だと言われましたが6カ月養護老人ホームで頑張り命をまっとうしました。

診断を受けた時高齢であり治療も難しく。

まだ症状もなく自分の好きなように過ごして欲しいとご家族も望まれ在宅(施設)看取り開始しました。

養護老人ホームとはいえ在宅になります。

施設長、相談員、医師、看護師(ヨゼフ医務室)、支援員、居宅ケアマネ、訪問介護、歯科医、歯科衛生士、薬剤師、デイスタッフ、福祉用具、訪問入浴ご家族。

チームで行いました。

途中、血小板が減少し内出血が増え、どうして?と何度も納得いかず説明。

倦怠感や下肢の浮腫や痛みの出現もあり、本人へ明確にしないと不安になると告知。

先生も何度も何度も毎週向かい合ってくださいました。

心の揺れと身体の変化に向かい合う看護師やスタッフ。

難聴のため筆談で説明。

医師はその場その場で丁寧に話し合いながら毎週ご本人の目線に合わせ診察お話しし、薬の調整を細かにしてくださいました。

痛みが出してからは非オピオイドは効かず、医療用麻薬フェントステープの使用へ切り替え、倦怠感にはベタメタゾン投与。吐き気には内服より途中坐薬へ変更。

便秘はピコスルファートの使用。症状に対する薬の使用も細かく調整、その都度薬剤師の吉村先生も飛んできてくださり大変お世話になりました。

食事も食べたくない。

でも今これが食べたいというものをすぐに相談員が調達。

ピザ、焼き芋、サイダー、果物類は比較的お口に入り。

もともと通販(メルシー)がすきで本を見たりアルバムを見たり。

訪問介護スタッフもその都度の変化に対応し報告。丁寧な対応。

口腔ケアはあすか歯科さん。いつも看取り時は必ずお世話になります。

トイレに行けなくなった時オムツが嫌だと言う感じではあったが足が痛くて動けず、パッドもその都度交換。

ケアの決定の確認を支援員より話があり、ご本人の状態に合わせて決定していく。

本人が自分で訴えたりどうにか体動できる時は体位変換は相談し合いながら、ポジショニンググローブでの圧抜きと衣類のシワ伸ばし、マッサージ依頼。

ケープさん写真

歩けなくなり、車椅子は数日。その後寝たきり固めの褥瘡予防マットへ変更。

お風呂が本当に好きな方だったので入らせてあげたいと、居宅ケアマネと話、訪問入浴利用へ

熱があったら?出血したら?別に本人が入りたいといえばオッケーとサインを出す。

亡くなるのを恐れるより、ご本人のしたいこと好きなこと優先で!

覚悟を決め背中を押すのはわたしの役目。

土曜日、気持ちよくお風呂入れました。

月曜日命を最後に

今日、養護の責任者や支援員に話しました。

当たり前にチームでやってきたけど、施設で最後まで細かなケアを提供しながらチームで看取れたことは誇りだと。

医療用麻薬さえもまだ施設では管理できないと言われるところもあり

熱心に当たり前にされるケアがまだまだスタンダードではない。

それぞれの役割分担チームケア

舵取りは居宅ケアマネであり、多職種話し合いながら医療の覚悟はこちらが持ち、ケアが安心してできるようにやっていく。

Aさんのおかげで、とてもいい思い出をそして学びをいただきました。

看取りの授業..看護学生(大学3年生)の感想

看護学生の非常勤講師を長年している。

先日の看取りの講義に対して学生58人分の感想をいただいた。その一部。

眞鍋先生のお話を聞いて、エンドオブライフケアとは、終末期にある患者さんを見とるためのケアではなく、最後の時までその人らしく生き続けるためのケアであること学び、自分の中でのエンドオブライフケアの概念が変わった。

終末期と考えると、安らかな死を迎えることが出来る準備を行うという印象があり、その準備も大切であるが、医療職として、最後の時まで患者さんの生きる力を信じ、患者さんが安全安楽に生きるためのケアをすることが、最大の役割であると感じた。

眞鍋先生の長年の看護師としての沢山のお話は、教科書を見るだけでは学べないリアルな高齢者看護の現場の状態を知ることができ、特に医療職同士の連携は患者さんに最善のケアを行う上で重要であることを改めて感じた。

今まで看護学を学習している中で、いかに命を救い、⻑く⽣を過ごせるかに重きを置いてきたため、どこか死を迎えることに畏怖の念を抱いてしまっていた。

前回の講義より眞鍋先⽣のお話を聴講して医療にも延命治療をせず⾃然に枯れるように命が無くなるという選択肢があるのだ、学習の中で「命」に焦点を置いている背景があるばかりに、本来あるべきな⾃然な看取りを忘れてしまっていたのだろうと何度も反省した。

看護師は命を救う・助けるだけでなく、⾒届ける役割も担うということことが印象に残った。私⾃⾝、真鍋先生の講義を受講する以前は、死についてあまり考えたく無いと思っていたため、無意識のうちにタブー視していた。しかし、タブー視して命の最期を考えないことで、後悔が⽣じてしまうと分かった。

実際にコロナ禍で祖⽗が施設で亡くなったが、コロナ禍での⼊院・療養であったため、⾯会が制限され、私を含め家族としては看取りができなかったことに後悔が残っていた。そのため、⽣前の時点で看取りについて考えておく必要性を実感した。

また看取りの役割を担う看護師には、対象者と家族を繋ぐ役割も担っていると思う。特にコロナ禍では、看取りに⽴ち会えないことが多いため、家族にとって対象者との時間を作ることはニーズとして優先度が⾼いと考える。施設の外にいる家族にとって、対象者の死を待つだけにならないように看護師として⾏える介⼊を考えていきたい。

読んでいて、本当に考え深いものがある。

実際に今から社会人になった後は沢山の命と向き合い、これでもかって色んな気持ちと向き合うこととなる。

でも、看護師でないと出来ないことがあるし看護師だからこそ得れる幸せもある。それを感じて欲しいなと切実に感じました。

【高齢者の重度化予防ケアPractitioner(実践者)養成研修 福岡スタート✨】

1日目
【オリエンテーション】
講師の香川寛氏が
なぜこの技術が必要なのか?
根拠を熱意を込めて説明。
なぜこの養成講座を立ち上げたのか?
そもそも重度化予防とは何か?

ノーリフティングケアを習い実践をしてきて現場でシックリいかない…そういう声が私も全国色んな所から聞こえてきていて

わたし自身も現場で、利用者の二次障害の皮膚トラブルや身体ガチガチな拘縮などなくならない状態で、どうやったらうまくいくんだろうと悩んでいました^^;

視点の違い
ノーリフティングケアは腰痛予防の要素が強い。
外国の高齢者は、寝て起きて座ってを当たり前にしていて、体型も日本の方とは違う。

日本の高齢者が置かれている状況は?

痩せている
姿勢提供の種類が少ない
目的によっての体位が少ない
重度の方は寝かせきりで動く機会が少ない
移動手段が適切ではない。
色々ある。

同じやり方ではダメだと本当に感じました。

【1日目実技】
座位の修正、立ち上がり、立位、移乗リフト、移乗スライディングボード

実技では
香川さんから利用者の身体や状況いろんなパターンに合わせた支援方法を具体的に教えていただきながら、体験。

リフト使用、ボード使用の利用者の見極め方もわかりやすかったし、私的には利用者の身体の「ほぐし」の視点が身体を動かさない利用者にとって必要なことの意味がすごくしっくりきました!

あっ、こうやったら体が緩んで排泄出やすくなるんだって😆

【参加者の言葉】
道具を使うことの視点にとらわれていた。
ただやればいいではなく、奥深いところの利用者視点が抜けてた。
視座が変わった。

今回、何度も香川さんが言っていた言葉

「出来ないから仕方ないではなく、なぜ出来なくなっているのか?」

食べられない理由、排便が出にくくなる理由は私たちのケアにないだろうか?

座り方が違うと、リフトの使い方が正しければ、ご利用者の呼吸がしやすくなる、排便も排尿も出やすくなる、食事が食べられるようになる。

参加したうちの介護副主任と現場での悩みを共有し、解決したい利用者も同じだったので、これから楽しみになった😊

また、来月も更なる学びを進めよう!

おっと、わたしはアンバサダーの役割頑張らなきゃ😆

【VE嚥下内視鏡してもらった!】

介護現場(職場)の口腔ケア&栄養ケア委員会で研修するために動画を撮ろうと「眞鍋モデルになります」と偉そうにいったものの。

研修材料にはならなかった^^;

飲み込みが早く正常なので何の勉強にもならない動画に!

でっ濱口先生自ら喉に食べ物を溜め込んで、事例説明。
恐るべし!!
誤嚥しそうなところのシーンを演じれるなんて先生怖いわ…

うちの栄養士も看護師も介護職もこのようなリアル研修普通受けれないよねーと。

飲み込みの状態がダイレクトにわかる!
いろんなご利用者を想像しながら事の重大さに気がつく…

障害がある方の食事提供って…
理解してしないと誤嚥のリスク大!

でっ、6月か7月に摂食嚥下(たべものの飲み込み)の勉強会を職場ですると同時に、
外部でもセミナー企画します(^^)

飲み込むということが、どんな仕組みかわかれば、とても役立つと思われます!!乞うご期待!